【安い】店舗の固定電話おすすめ3選｜スマホの番号はあり？

本記事では「店舗の固定電話」について、以下のような疑問やお悩みについてお答えしていきます。

店舗を開設するときや店舗用の電話番号を導入する際に、固定電話にすべきか否かにお悩みの方がいらっしゃることでしょう。

もしお店の番号が「080」「090」などのスマホの電話番号だった場合、多くの人が違和感を覚えるかもしれません。

この記事では、店舗向けのおすすめ固定電話を紹介し、スマホの番号を店舗の固定電話番号として使用することの可否について、そしてスマホで電話番号取得が可能なサービスをご紹介します。

スマホ番号を店舗の電話番号にできる？

店舗を開業する際、一時的に携帯電話やスマホの番号を使用することを考えている方もいらっしゃることでしょう。

しかし、携帯電話やスマホの番号を店舗の番号として運用することは推奨はされません。

080や090などの携帯電話番号はプライベート感があり、顧客がお店に電話をかけることにためらいを感じることがあります。

営業マン単位で携帯電話の番号で顧客とやり取りするケースは多々ありますが、会社や店舗の代表番号として携帯電話の番号を運用するケースは社会的な信頼性に欠ける側面もあるため、ほとんどありません。

予約や重要な通話を円滑に行うためには、固定電話番号が不可欠と言えるでしょう。

店舗に固定電話番号を取得するメリット

スマートフォンを使えばいつでもどこでも電話ができますが、店舗用に固定電話の番号を取得するのにどのようなメリットがあるのでしょう。

特に店舗においては、以下の理由から、依然として固定電話の重要性が高いと考えられています。

社会的な信頼を得られる

店舗に固定電話番号を取得する1つ目のメリットは、「社会的な信頼を得られる」点です。

固定電話には固有の番号が割り当てられます。例えば、東京23区や都内の市町村の一部では電話番号が「03」から始まり、店舗やオフィスが都内に存在する証明になります。

また、携帯電話を利用した詐欺が増加しており、携帯電話からの着信に不審を抱く人も多いかもしれません。

しかし、固定電話があれば、オフィスを持ち事業を運営しているという印象を与え、信頼性を高めることができます。

顧客が店舗に電話で予約しやすい

店舗に固定電話番号を取得する2つ目のメリットは、「顧客が店舗に電話で予約しやすい」点です。

近年、インターネットを利用した飲食店やホテルの予約サービスが広く普及していますが、依然として多くの顧客が電話での予約を希望しており、予約の窓口が携帯電話の番号だと不審に思う方もいます。

また、携帯電話の番号だと、その番号が割り当てられた携帯電話やスマホでしか受け取れず、通話中は予約が取れなくなってしまいます。

その点、固定電話ならいくつかの電話機で同時に通話ができるため、複数の予約電話に柔軟な対応ができます。

予約希望の顧客からの電話に対応できないと、機会損失につながる可能性があるため、電話を常に受けられる状態にしておくことは非常に重要です。

スタッフ同士で内線電話が使える

店舗に固定電話番号を取得する3つ目のメリットは、「スタッフ同士で内線電話が使える」点です。

これは固定電話番号というより固定電話サービスならではのメリットですが、店舗内に設置された電話機同士や子機との間で、通話料のかからない内線電話を行うことが可能です。

店舗が1階と2階に分かれていたり、作業場や調理場とフロアが離れていたりすると、内線電話を使うことでスムーズなコミュニケーションが行えます。

なお、固定電話とスマホを連動させて、スマホ同士で無料の内線電話が行えるサービスもありますので、より柔軟に店舗で内線電話を利用したい場合はこちらもご覧ください。

従来型の固定電話の課題

従来型の固定電話のメリットとして、「通話音質が良いこと」や「緊急通報電話」に対応していることも挙げられますが、それと同時に以下のような課題も多く見られます。

従来型の固定電話の課題について、以下順に詳しくご説明します。

導入・運用コストが高い

従来型の固定電話の1つ目の課題として、「導入・運用コストが高い」ことが挙げられます。

従来型の固定電話を導入する場合、「電話装置の設置工事費」や「電話機代」などのコストがかかります。また、スマートフォンと比べると、電話としての維持費が固定電話のほうが高くなりやすいです。

さらに、電話転送サービスなどを使って携帯電話などに通話を転送すると、別途着信側にも転送通話料がかかるため、転送の頻度が多くなると費用が増える可能性があります。

特に中小企業や店舗にとって、運用コストの高さは課題となるでしょう。

店舗移転の際に手続きが面倒

従来型の固定電話の2つ目の課題として、「店舗移転の際に手続きが面倒」ことが挙げられます。

固定電話の番号は市外局番で始まるため、店舗が市外へ移転すると、電話番号を変更する必要があります。

既存顧客へ新番号を通知する必要があり、顧客側も連絡先を登録し直す必要があるため、両社にとって面倒な手間が生じます。

また、移転時には現在の店舗に設置している固定電話の機器をすべて取り外し、移転先で再度設置しなければなりません。

そのため、追加の工事費用が発生する可能性がありますし、移転日に合わせてスケジュール調整や手続きが必要となり、手間や時間がかかることも課題です。

運用開始までに時間がかかる

従来型の固定電話の3つ目の課題として、「運用開始までに時間がかかる」点です。

従来型の固定電話は、導入に専用の回線工事が必要となり、設置場所を確認したり工事業者の日程調整をしたりで、結果的に導入までに2〜3週間かかることも少なくありません。

そのため、すぐに新しい番号を取得して業務を開始することが難しく、待機期間中に顧客が減少するなど、店舗運営への悪影響が懸念されます。

店舗の固定電話おすすめ3選

ここまで店舗に固定電話を導入するメリットと、従来型の固定電話の課題についてご紹介しました。

これらを踏まえたうえで、店舗には以下3つの固定電話をおすすめします。

各固定電話がどのようなものなのか、以下順に詳しくご説明します。

光電話

店舗におすすめの固定電話の1つ目は「光電話」です。

光電話とは、インターネットアクセス用に用いる光ファイバー回線を使用したIP電話サービスです。光電話を契約すると、市外局番（03や06など）から始まる固定電話番号が割り当てられます。

また、光電話の多くは、導入や運用にかかるコストが安く、最も代表的な光電話サービスである「ひかり電話（NTT東日本/西日本）の場合、毎月の基本料金は550円のみです。

多くの店舗では、電話と一緒にインターネット回線も敷設するでしょうから、インターネット回線と電話回線をすべて光回線（フレッツ光とひかり電話など）にまとめてしまえば、トータルコストを抑えることも可能でしょう。

品質とコストの観点から見ると、店舗に最もおすすめなのは「光電話」でしょう。

クラウドPBX

店舗におすすめの固定電話の2つ目は「クラウドPBX」です。

スマホで番号発行できる固定電話サービス

店舗におすすめの固定電話の3つ目は「スマホで番号発行できる固定電話サービス」です。

固定電話の番号は固定電話回線を導入しなければ発行できないというのが、従来の常識でしたが、最近では前述したクラウドPBXの中に「スマホで固定電話番号を取得できるサービス」が登場しています。

従来の固定電話よりも電話回線が要らない分、導入コストを抑えることができますし、その利便性から中小企業やベンチャー企業での利用が増えています。

また、ビジネスで信頼を得るためには、固定電話番号が必要ですが、このクラウドPBXのタイプでも、03などから始まる市外局番の電話番号を取得することが可能です。

固定電話のデメリットを気にする方には、このスマホで番号発行できる固定電話サービスをおすすめします。

店舗におすすめのインターネット回線はある？

ここまで店舗向けの固定電話をご紹介しましたが、店舗にはインターネット回線も必要不可欠です。

店舗におすすめのインターネット回線としては、以下7つあります。

特に「テレワープ光」なら、前述した「光電話」に加え「高速なインターネット通信」と「スマホ内線化サービス」がセットで使えるようになります。

月額料金も通話料も他の光電話・インターネットサービスよりも安く設計されているため、コスト面からしても店舗に最適なインターネット回線と言えます。

店舗向けのインターネット回線については、こちらをご覧ください。

スマホで固定電話番号を取得できる？

前述したように、スマホで固定電話番号を取得することは可能です。

ビジネスの信頼性向上には固定電話の番号が必須ですが、従来の固定電話は使える場所が限られたり、電話回線の工事に手間や時間、コストがかかるという理由で敬遠されがちでした。

その点、スマホで番号発行できる固定電話サービスなら、スマホで場所を問わず、業務を行うことができますし、電話回線の工事もありません。

より便利かつ手軽に、スマホで固定電話の番号を取得し利用することができるでしょう。

【2024年最新】スマホで簡単！電話番号が取得できるサービス4選

コストを抑えつつ、スムーズに固定電話番号を取得したい方にぴったりな「スマホで固定電話番号を取得できるサービス」ですが、具体的にはどのような事業者が提供しているでしょうか。

以下に代表的なサービスを4つご紹介します。

従来の固定電話のように複雑な工事や設置作業が不要になり、短時間で番号の取得が可能です。

03plus

03plusは「東京03、大阪06など、全国46局の市外局番を持つ電話番号を取得できるクラウドPBXサービス」です。

03plusについて、詳しいサービス内容や評判を知りたい方はこちらをご覧ください。

MOT/TEL

MOT/TELは、最短3営業日で利用可能なクラウドPBXサービスで、高音質に定評があり、多くの導入実績があります。

MOT/TELであれば、本社が地方にあっても東京03、大阪06の市外局番を取得することができます。0120や0800などのフリーダイヤルの取得も可能です。

また、電話番号の新規取得は、光回線がなくても契約できます。

ナイセンクラウド

ナイセンクラウドは、クラウド型のPBXサービスで、スマートフォンやパソコンを通じてオフィスの固定電話番号をそのまま利用できます。

ナイセンクラウドは、オフィス内外での内線通話や転送機能を備えており、業務の効率化にも役立ちます。

クラウドベースで提供されているため、従来の固定電話システムと比べて初期導入コストを抑えられます。特に中小企業やリモートワーク環境におすすめです。

IVRy

電話自動応答サービス「IVRy」は、最短即日で050の電話番号を取得できます。

AI音声による自動応答で電話業務を効率化し、顧客管理も容易になるなど、多くの便利な機能が備わっています。

IVRyについて、詳しいサービス内容と評判について知りたい方はこちらをご覧ください。

スマホを利用した固定電話サービスのメリットと注意点

ここまで店舗におすすめの固定電話として、スマホを利用した固定電話サービスをご紹介してきました。

ここからは改めてスマホを利用した固定電話サービスのメリットをご紹介し、その反面で利用するうえでどのようなことに注意すべきなのかについてご説明します。

メリット

注意点

まとめ

今回は店舗におすすめの固定電話について、店舗に固定電話がおすすめする理由と、具体的な固定電話サービスをご紹介してきました。

結論としては、店舗向けの固定電話には光電話やクラウドPBXがおすすめです。また、スマホで固定電話番号を簡単に取得できるタイプのクラウドPBXを利用するのも一つの選択肢です。

検討する際には、通信品質や月額料金を考慮して、店舗に合ったサービスを選択しましょう。

途中ご紹介したスマホで利用できる光電話サービス「テレワープ光」について、詳しくはこちらをご覧ください。