固定電話をスマホで受ける方法|携帯からの転送設定について

固定電話をスマホで出ることができれば…」とお悩みの方もいらっしゃることでしょう。

固定電話は文字通り設置場所に固定されており、屋外は持ち出すことは勿論の事、その場から動かすのも難しいです。

昔は電話といえば有線で設置場所に固定されているのは当然で、日本を含め多くの国では、電話局から会社や家庭など電話機の設置場所まで、電話線を敷設した電話ネットワークを整備しました。

そのため、携帯電話が普及するまでは、そもそも固定電話なんていう言い方は存在しませんでした。携帯と区別するために、あえて「固定」と言い出したのです。

固定電話の場合、電話がかかってきたらその場で受信しなければなりません。一方、ガラケーにしてもスマホにしても、「携帯電話」は文字通り「持ち運べる電話」のため、どこでも電話に出たり、かけたりすることが可能です。

「固定電話をやめて携帯電話に集約すればすべて解決するのでは?」とお考えになる方もいるでしょうが、とりわけビジネスにおいてはそう簡単にはいきません。ビジネス上で「固定電話」がもたらす信頼性は欠かせないものなのです。

そこで今回は、「固定電話」はそのままスマホでどこでも受けることができる方法をご紹介していきます。

結論から言うと、固定電話をスマホを受ける方法として、最もおすすめするのがスマホ内線化サービス「テレワープです。

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目次

固定電話をスマホで受けるメリット

固定電話をスマホで受けるメリット

固定電話をスマホで受けるメリット

固定電話をスマホで受けると、どのようなメリットがあるのでしょうか。

挙げられるメリットとしては、以下4つがあります。

  • 場所を問わずに電話対応ができる
  • リモートワークができる
  • ビジネスチャンスを逃さない
  • 人件費の削減が可能

以下順に、固定電話をスマホで受けることで得られるメリットを詳しく説明していきます。

場所を問わずに電話対応ができる

固定電話をスマホで受けることで得られるメリットの最たるものとしては、場所を問わずに電話対応ができることでしょう。

例えば、外出などでオフィスや事務所を空けている最中に固定電話宛にお客様から問い合わせがあった場合、従来であれば、戻ってきてから不在着信を確認して折り返し電話をかけるといった対応が必要でした。

しかし、固定電話をスマホで受けられるようにしておくことで、外出中であってもお客様の問い合わせに対して場所を問わず、即座に対応することができます。

不在着信からの折り返しでも問題ない場合もありますが、緊急性の高い案件や新規顧客からの問い合わせに関しては、待たせることなく即座に電話対応をすることが重要です。

リモートワークができる

前述した通り、固定電話をスマホで受けることで、場所を問わずに電話対応ができるようになります。

それはつまり、自宅やカフェ、コワーキングスペースといったリモートワーク環境でも、会社の固定電話にかかってきた電話に対してスマホで対応できるということになります。

リモートワークを導入するうえで1つ懸念となるのが「会社にかかってきた電話に対してどう対応するか」ということですが、固定電話をスマホで受けられるようにすることでこの懸念が払しょくされます。

スムーズにリモートワークをするなら、固定電話をスマホで受けるようにするのは必須と言えるでしょう。

ビジネスチャンスを逃さない

固定電話をスマホで受けることによって、お客様や新規顧客からの問い合わせなどといったビジネスチャンスを逃すことが大幅になくなります。

営業や休憩、客先訪問などでオフィス・事務所を不在にしている時に、お客様からの来店予約や新規顧客からのお問い合わせがかかってきて、即座に応対できないといったことは多々あります。

特に、個人や少人数で事業を営んでいる場合はこういったケースは頻発するでしょう。

こういった電話は即座に対応することが必要で、一度不在着信となってしまうと、相手の気が変わったり心証が悪くなったりと、ビジネスチャンスを逃してしまいかねません。

スマホで固定電話を受けられる体制があれば、不在中であってもビジネスチャンスを逃すことはなくなるでしょう。

人件費の削減が可能

固定電話をスマホで受けられるようにすることは、人件費の削減にもつながります。

リモートワークの導入に伴って、会社の電話にかかってくる問い合わせ対応専任の人員をオフィスに配置したり、当番で何人か出社したりといった、電話対応における特別措置を行っている企業も多くあります。

当然その方法もリモートワークにおける電話対応の手段の1つですが、固定電話をスマホで受けられる体制を作れば、専任の人員を配置したり、当番で出社したりといった措置を行わずとも、リモートワーク先でスタッフが会社の電話にかかってきた問い合わせに対しスマホで対応することができます。

つまり、スマホさえあれば、問い合わせ対応専任の人員にかかる人件費や、社員の出社コストをまるっと削減できるのです。

固定電話をスマホで受ける方法 3選

固定電話をスマホで受ける方法 3選

固定電話をスマホで受ける方法 3選

固定電話をスマホで受ける方法として、代表的なものに以下3つの方法があります。

  • 転送電話サービス
  • クラウドPBX
  • スマホの内線化(子機化)

ここからは、それぞれの特徴を順にご紹介していきます。

転送電話サービス

固定電話を仕事で使っている場合、いわゆる職住一致と言って、生活住居と仕事の職場が一緒であれば、夜でも定休日でも仕事の電話を自宅の電話として受けることができます。

仕事場と住居が離れている場合は、仕事場にかかった電話を自宅へと転送すれば、ビジネスチャンスを逃がさず夜間でも休日でも受けられるようになります。

固定電話には、転送電話サービスというのが昔からあります。

転送電話サービスとは、固定電話にかかってきた電話を、予め登録しておいた電話番号へと転送する有料サービスです。

有名どころとしては、NTT東日本/西日本が提供する「ボイスワープ」でしょう。

転送先は固定電話番号でも携帯電話番号でも良いので、休みの日にも外出することがあることを考えれば、スマホの電話番号へ転送するのが良さそうです。

転送電話サービスの使い方

転送電話サービスを使うためには、まず固定電話の契約元へ転送電話サービスを申し込む必要があります。

契約元がNTT東日本/西日本の場合は「ボイスワープ」、au(KDDI)の場合は「着信転送サービス」といったように提供元によってサービス名称が異なるので、固定電話の契約元に問い合わせてみるのが確実です。

「ボイスワープ」と「着信転送サービス」について、詳しく解説している記事もありますので、気になる方はあわせてご覧ください。

電話転送サービスは、固定電話にかかってきた電話を別の電話番号へと転送するサービスですが、どのように転送するかの条件設定が可能です。

例えば、固定電話にかかり次第無条件で即刻転送する「無条件転送」や、一定回数呼び出しても応答がなかった場合に転送するという「無応答転送」、転送元の電話が通話中の時に転送する「話中転送」などが設定可能です。

実際に転送先の電話番号を登録したり、転送の条件を指定したり、転送を開始/解除するには、転送サービス契約した固定電話の端末からダイヤル操作で行います。

固定電話機などの端末から操作するとなると、わざわざ端末のある仕事場などに行かなければならないので、暗証番号を用いて固定電話以外の電話機からでも登録や設定ができます。

これによって、スマホから転送電話の設定や起動ができるようになります。

転送電話の注意事項

転送電話サービスを使うことで固定電話にかかった電話をスマホに転送して、いつでもどこでも受信できるようになりました。

しかし、転送電話サービスの場合、転送される側の端末から見ると、それが「転送された電話なのか」「元々転送先の端末の電話番号にかかってきた電話なのか」を判別することができません。個人宅や自営業などで「固定電話の連絡先」と「携帯電話などの転送先電話の連絡先」がほぼイコールであるならば、判別できなくとも問題ないでしょうが、従業員の携帯電話へ転送するなどの用途では、会社宛か個人宛か判別できないと対応に困ってしまいます。

さらに、転送元の固定電話から、転送先のスマホや固定電話までの通話料は転送サービス契約者の負担です。通常、通話している間の通話料金は発信元、つまり電話をかけてきてくれたお客様や取引先などの発信者が負担することになりますが、転送電話サービスで転送すると着信側も通話料金がかかります。

転送電話サービスを多用する場合は、転送にかかる通話料が相当な額になるため注意が必要です。

また、スマホで電話を受けたのち、一旦終話してかけ直すケースがよくあります。その時にスマホからそのまま発信すると、相手に伝わる電話番号はスマホの電話番号です。相手からすると、知らない電話番号から折り返されることになり、同じ用件の続きだとは認識しづらいことになるため、折り返しについても注意が必要です。

クラウドPBX

クラウドPBXを導入することでも、固定電話への着信をスマホで受けることが可能になります。

クラウドPBXとは、PBXとしての「転送機能」「保留機能」「内線機能」などといった電話機能をクラウド上の設備で実現しているサービスで、元々PBXでは交換設備をユーザの事業所内に設置していましたが、クラウドPBXだとそれが全てクラウド(インターネット)上の外部環境にあるため、設備投資や運用管理が一切不要になります。

このクラウドPBXを導入することにより、インターネットにつながっている端末であれば、スマホでも固定電話番号にかかってきた着信を受けることができ、固定電話番号で発信することも可能となります。

しかし、クラウドPBXの導入には相当な費用がかかるうえ、今使っている固定電話番号を引き継げないケースがあるといったデメリットもあります。引き継げる場合でも、手間と時間がかかるのが大半です。

大手企業など導入する組織の規模が大きくないと、クラウドPBXはコスト的に難しい選択肢となってしまいますし、大手企業であっても、固定電話の番号を引き継げないとなると、その時点でNGとなる場合もあるでしょう。

小規模なオフィスや商店などでは、「転送電話サービス」以外の選択肢はないのでしょうか。確かに従来は、転送電話だけが唯一のソリューションだったかも知れません。

クラウドPBXについて、詳しく知りたい方はあわせてこちらもお読みください。

スマホの内線化(子機化)

小規模事業者には「転送電話サービス」以外の選択肢がない状況の中、従来からある固定電話をそのまま活かして、普段使っているスマホを内線電話機(子機)として使えるようにするサービス「テレワープ」が登場しました。

テレワープは、これまで説明してきた「転送電話サービス」のように別の電話番号へと着信を転送するわけでもありませんし、「クラウドPBX」のようにクラウド上のPBX装置用に新番号を発番し、このPBX装置で通話を制御するわけでもありません。

テレワープとは、今お使いの固定電話(ひかり電話)に専用装置をつなげることで、スマホにインストールした専用アプリと固定電話が同期され、文字通りスマホがどこでも使える固定電話の内線電話機(子機)になるサービスです。

そのため、従来の固定電話番号をそのまま使えますし、たとえスマホで受けたとしても転送にかかる通話料金が発生することはありません。さらに、PBXのような「転送機能」や「保留機能」、「自動応答機能」も標準搭載で、スマホから固定電話番号での発信も可能です。

「転送電話サービス」と「クラウドPBX」の良いとこどり、且つ高機能なサービスですが、初期費用も3,300円(税込)~からと比較的安価に導入でき、月額料金が最大60日間無料と気軽に試すこともできます。しかも、導入は極めて簡単。どなたでも短時間に実行可能です。

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まとめ

ここまで、固定電話をスマホで受ける方法を3つ詳しくご紹介してきました。

それぞれにメリット・デメリットが存在し、利用規模・用途に応じて何が最適かを検討する必要があるでしょう。以下に何が誰向けのサービスなのかをまとめましたので、是非参考にしてください。

転送電話サービス
ボイスワープなど
月に数件程度着信を取りたい、
固定電話でスマホから発信する必要のない方向け
クラウドPBX個人、店舗、少人数の事務所で
固定電話をスマホで使いたい方向け
テレワープ
スマホの内線化(子機化)サービス
10人以上の中規模事務所で
固定電話をスマホで使いたい方向け
転送電話
サービス
ボイスワープなど
月に数件程度着信を取りたい固定電話でスマホから発信する必要のない方向け
クラウド
PBX
個人、店舗、少人数の事務所で固定電話をスマホで使いたい方向け
テレワープ
スマホの内線化
10人以上の中規模事務所で、固定電話をスマホで使いたい方向け

スマホの内線化(子機化)サービス「テレワープ」なら、より利便性高く固定電話をスマホで受けることができますので、気になる方は是非こちらをご覧ください。

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