クラウドPBXのデメリット4選|利用前に知っておきたい注意点!

クラウドPBXの導入するか否か検討するにあたって、メリットばかりに目を向けるのではなくそのデメリットをしっかりと把握しておくことが大事です。

今回は、クラウドPBXのデメリットを4つご紹介します。

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目次

 PBXとクラウドPBXの違い

まず、従来型のPBXと、比較的新しいクラウドPBXの違いを確認しておきましょう。

PBX

PBXは利用する会社のオフィスや工場などの建物の中に交換設備であるPBXを設置します。小さなものでも冷蔵庫ほどの大きさがあります。

PBXは、NTT東日本、NTT西日本などの電話サービス事業者の電話回線を使います。この電話回線は外線とも呼ばれ、通常は代表番号となっています。代表番号というのは、複数の電話回線に同じ番号が付与されるということです。例えば、同じ代表番号を外線数が10回線のPBXで共有していると、発信と着信を合わせて、同じ時間に10本の通話を行うことができます。

PBXを導入した建物の中には、たくさんの内線電話機(ボタン電話)が設置されて、PBXと4線または6線の電話ケーブルで接続されます。PBXを導入すると、内線電話機で通話を保留したり、転送したり、電話会議を開催したりなどと多くの機能を使うことができます。

以下記事でより詳しくPBXをご紹介していますので、あわせてご覧ください。

クラウドPBX

一方、クラウドPBXは、電話交換を実現するPBXはクラウド、つまり、ネットワークの中にあります。クラウドPBXが利用する回線は電話回線ではなく、インターネットのアクセス回線です。

クラウドPBXで利用するボタン電話(SIP電話機)は、利用するビルの中に設置されます。電話機のほかに、特別なアプリをインストールしたパソコンやスマートフォンなど、有線(LAN)やWi-Fiでネットにつながる機器も、電話機(音声通信を行う機器)として利用することができます。

クラウドPBXの場合、電話機、パソコン、スマホは、インターネットに接続さえできれば、同じビルの中に設置する必要はありません。PBXに比べると格段に自由度が高いと言えそうです。

クラウドPBXは、従来のPBXと比べて初期費用が安く、通話料を抑えることができ、電話機以外の端末(PCやスマホ)が使えるといったメリットがあります。

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クラウドPBXのデメリット4選

導入すると便利なPBXを、さらに手間や費用の面で楽にしたように見えるクラウドPBXですが、クラウドならではのデメリットも存在します。今回は4つ確認しておきましょう。

その1:通話品質が悪くなる可能性がある

電話ネットワークと比べると、インターネットはさまざまな要因で通信の環境が悪化します。例えば、インターネット回線は、動画などの大量のデータを送受信していると、同環境下で使っている他の送受信データが欠落するなど、通信品質に悪い影響が出ます。

また、クラウドPBXが設置されているデータセンターの回線や設備も、他の通信の状態やハードウェアの故障その他によって、処理能力の低下などが発生して、通話品質が悪化します。特に、新興企業のクラウドPBXの場合、設備の容量に余裕がなく、利用者の増加に伴った設備増強を行っていないといったケースもあり、注意が必要です。

スマホやPCで利用する音声通話(VoIP)用のアプリの品質もまちまちです。アプリの品質が悪いと、機能がうまく使えなかったり、通話の品質が下がったりしてしまいます。

その2:セキュリティー上の懸念がある

電話ネットワークに接続する従来型のPBXと比べると、インターネットを使うクラウドPBXには、ハッキングその他、コンピュータ・セキュリティ上の不安があります。

クラウドPBXは、従来型PBXに比べると、内線電話機の増設や減設が簡単で、遠隔で行うことも可能です。その分、不正アクセスの恐れがあることには注意が必要です。

その3:電話番号を引き継げないケースがある

クラウドPBXの中には、利用するビルなどに交換設備のようなものはまったく設置せず、すべてクラウド上のシステムでPBX機能を実現するタイプがあります。

このタイプの場合、従来使っていた電話番号を継続利用できない可能性がありますので注意が必要です。ビル内にアダプター装置などを設置するタイプの場合は電話番号をそのまま使えるケースが多いようです。

電話番号の変更はお客様や取引先へのインパクトが大きいので、クラウドPBXを選ぶ際にはご注意ください。

その4:長期間使うと高くつく可能性がある

クラウド・サービスの特徴として、設備を導入するのに比べると初期費用を低く抑えることができる反面、ランニング費用が高めになるので、長期間に渡って使い続けると、PBX設備をオンプレミスで運用するよりもトータルの費用が高くなる場合が多いです。

一度導入したからには長年使う予定だ、という方は、通常のPBXを選んだ方が良いかもしれません。しっかりと計算してみてください。

このように、注意すべき点はいくつかありますが、柔軟性や機動性など、多くのメリットがあるクラウドPBXなので、投資対効果を見極めて選ぶことが重要になります。

小規模ビジネスや商店には

電話機の台数が少ない場合には、従来型であれクラウドであれPBX導入の費用に見合う効果が期待できないはずです。

そんな場合にはスマホの内線化テレワープ」の導入を検討なさってはいかがでしょうか。今まで使っている固定電話を番号そのままで活かしながら、社員のスマホを内線電話機に変えてしまって、保留や転送などを自由に行えるようにするという画期的なサービスです。

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