イノベラ(INNOVERA)の評判・口コミ | メリット・デメリットや料金体系について紹介

「リモートワークを導入したいけれど、会社の固定電話への対応が心配」というお悩みはありませんか？

そんな悩みを解決するのがイノベラ(INNOVERA)です。イノベラとは、クラウド型のIP-PBXシステムで電話線いらずで固定電話の発信・着信が利用できます。

リモートワークで会社の固定電話にどう対応するか悩んでいる方にとっては、最適なサービスと言えます。

本記事では、イノベラの評判や口コミ、メリット・デメリット、料金と契約方法について解説します。また、イノベラに関するよくある質問も紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。

イノベラ(INNOVERA)とは

イノベラ(INNOVERA)とは、株式会社プロディライトが提供するクラウド型のIP-PBXシステム、いわゆるクラウドPBXサービスです。

このシステムは固定電話線を必要とせず、インターネット回線だけで固定電話の番号で受発信できます。

社内のビジネスホンをクラウドに移行することで、テレワーク導入時の電話取次問題を解決し、市外局番などの固定電話番号を使用して業務を行うことができます。

まさにテレワーク時代に最適なシステムと言えるでしょう。

では、固定電話を快適に利用できるイノベラの特徴と機能について、詳しくご紹介します。

特徴と機能

まずイノベラの特徴としては、以下の通りです。

全通話自動録音	全ての通話を自動で録音データ量による制限はなし全ての録音データを6ヶ月間保存追加料金はなし。
わかりやすいた操作画面	マニュアルを読まなくても、誰でも簡単に設定できる
丁寧なサポート	懇切丁寧なカスタマーサポートがバックアップ

次にイノベラが持つ代表的な機能としては、以下の通りです。

営業時間外アナウンスの スケジュール登録	細かな設定が可能（例：平日は17時～8時、土日祝は終日など）
内線番号表の自動生成	内線番号を瞬時に変更できる内線番号一覧表の自動生成
IVR（自動音声応答システム）	お問い合わせ内容に適した担当者への着信振り分け

その他の豊富な標準機能

イノベラには前述した代表的な機能以外にも、標準機能が豊富に搭載されています。その他機能としては、以下の通りです。

全通話自動録音	全ての通話を自動で録音
電話履歴	全ての電話履歴を記録録音ファイルと合わせて確認
発着信許可	どの端末がどの番号で発着信するかの設定・変更
短縮ダイヤル	よく発信する番号は3ケタの短縮番号の設定
段階着信	端末ごとに着信タイミングをずらせる（最大3段階）
着信拒否	特定の番号や非通知からの着信拒否
ピックアップ	他の端末への着信を手元の端末で受話
自動応答	設定した曜日や時間帯の着信に自動音声で対応
無条件転送	設定した曜日や時間帯の全ての着信を指定した番号へ転送
無応答時転送	着信時に一定時間受話されない場合は指定した番号へ転送
留守電	設定した曜日や時間帯の着信に自動音声で応答、メッセージを録録音されたメッセージは指定したメールアドレスへ通知
サブ管理者	表示・操作の設定を制限したログイン権限を新たに発行

イノベラ(INNOVERA)の評判・口コミ

イノベラは、リモートワークや在宅勤務に最適なクラウドPBXです。自宅や外出先からも代表番号での通話が可能で、いつでもどこでも業務を行うことができます。

そんなイノベラを実際に使っている方の口コミをご紹介しましょう。

良い評判・口コミ

イノベラを使っている方からの良い評判や口コミは以下の通りです。

在宅勤務の一環として、#INNOVERA を導入していますが、これがなかなか良い！
スマートフォンで受けられるのはもちろん、録音機能や固定電話番号からの発信ができる！
士業の #テレワーク 促進にも役立ちます！

— ESP SAMURAI　代表　上田隆貴 (@ESP_SAMURAI) April 15, 2023

https://twitter.com/pl_enpreth/status/1627913759896526854

あ、なおイノベラは普通に使いやすいので、PBXを外部業者丸投げしててどんな設定になってるかわからないよ！助けてよ！っていう人にはとてもお勧めですよ。

— kawauso (@kawauso12) September 8, 2020

悪い評判・口コミ

次に、イノベラにおける悪い評判や口コミは以下の通りです。

イノベラ(INNOVERA)のメリット

イノベラにおけるメリットは、以下6つと数多くあります。

• スマホの内線化
• 社内環境への柔軟性
• 低コスト
• 機器不要
• 豊富な機能
• API連携

各メリットがどのような内容なのか、以下順にご説明します。これを読めば、イノベラが選ばれる理由が理解できるでしょう。

スマホの内線化

イノベラは、リモートワークや外出時など、社外でもスマートフォンを内線電話機のように使えます。

つまり、スマートフォンを固定電話と同じように利用できるので、固定電話の番号でスマートフォンでの受発信が可能です。

社員のスマートフォンをそのまま活用すれば、初期費用を抑えてリモートワーク時の電話体制を構築できますし、リモートワークに限らずどこでも会社の電話が使えるので、利便性が大幅に向上するでしょう。

社内環境への柔軟性

企業によって社内環境は千差万別です。従業員も事業部の数も必要な電話機の台数も多種多様で、自社にあわせた電話体制の構築には骨が折れます。

その点、イノベラなら社内環境の変化に柔軟に対応できるという強みがあります。

イノベラはクラウドPBXのため、従業員の増減や事業部門の設立・廃止、事業所や支店の移転など、組織の形態変化に自由に適応できます。

低コスト

イノベラを導入することで、従来の電話設備にかかる高額なコストを大幅に削減できます。

オフィスのレイアウト変更などによる電話線の配線工事や、PBX機器のメンテナンス・保守費用などが一切不要で、低コストなサービスとしてのランニング費用だけで運用できます。

機器不要

イノベラはインターネット環境があれば導入できるため、高価な電話交換機（PBX）が不要です。

従来のオンプレミス型のPBX環境だと、数百万円もかかるPBX装置を購入し、さらには専門的な設置・設定作業を行う必要があります。

当然、オンプレミス型のほうが自身で電話設定のカスタマイズできるため、より自社に合った設定が可能になりますが、それを維持するだけの人員やコストがかかり、よほどの規模でない限りは費用対効果が見合わないでしょう。

イノベラであれば、電話交換機の設置やメンテナンスが一切いらないため、様々な面倒事から解放されて、より手軽に高機能な電話を利用することが可能です。

豊富な機能

イノベラには、スマートフォンの内線化だけでなく、豊富な電話機能が搭載されています。

「全通話録音」や「IVR（自動応答）」、「通話内容のテキスト化」など、電話をより便利にする機能がたくさん搭載されています。

業態や業種、用途に応じて、使う使わない機能が出てきますので、まずは機能と自身の使い道を照らし合わせながら、要否を検討しましょう。

API連携

イノベラでは、API（外部連携機能）を介して外部の顧客管理システムなどのアプリケーションと連携できます。

CRMとの連携により、電話中に顧客の情報を瞬時に表示できるため、顧客の基本情報や購入履歴、問い合わせ内容などを確認しながら対応でき、顧客満足度の向上につながります。

イノベラとAPI連携が可能なアプリケーションを活用している場合は、是非イノベラの導入を検討してみてください。

イノベラ(INNOVERA)のデメリット

イノベラは非常に柔軟性が高く多彩な機能がありますが、一部デメリットも存在します。具体的には以下3つのデメリットが挙げられます。

• 緊急通報が使えない
• 音質が不安定になることがある
• 料金が不透明

各デメリットがどのような内容なのか、以下順にご説明します。

緊急通報が使えない

イノベラでは、110や119といった緊急通報用の電話番号を利用することができません。

有事の際はドコモやau、ソフトバンクといったモバイルキャリアの電話回線を使用して緊急通報を行ってください。

スマートフォンでは基本的にこういったキャリアのモバイル回線を契約しているため大事にはならないですが、イノベラでの電話のみを使っている場合は注意が必要です。

音質が不安定になることがある

イノベラはインターネット回線を介したIP電話サービスとなりますので、Wi-Fiやモバイル回線の通信状況、電波強度などのご利用環境によって、通話品質が不安定になることがあります。

多くの人がインターネットを使う時間帯（通勤時間帯や夜間など）はネットワーク内で通信混雑が発生しますし、地下やトンネル、山間部などはモバイル回線の電波が弱いため、そもそもの通信速度が低下します。

こういった状況下でスマホでイノベラによる通話を行うと、音声が途切れ途切れになったり、音が小さくて聞こえない、全く声が届かないといった不安定な通話となります。

イノベラを使うときは極力インターネット通信が安定している状況で通話するようにしましょう。

利用環境が整っているのにもかかわらず、通信状況についてお困りのときはお問い合わせフォームからお問合せください。

料金は見積りをもらわないとわからない

イノベラの公式サイトでは利用料金が公開されていないため、実際に見積もりを取らないと料金がわかりません。多様な電話機能が取り揃っている分、この機能がいくらで使えるのかは気になるところでしょう。

他社と同時に見積もりを取得することで比較は可能ですが、実際に見積もりを取らなければ料金が高いか安いかを判断できないのは、デメリットと言えます。

イノベラ(INNOVERA)の料金と契約方法

イノベラの口コミ、メリット・デメリットについてご紹介してきましたが、導入する際に気になるのは、料金と契約方法です。

それぞれについて、以下順にご説明します。

料金

イノベラの料金は公式サイトには掲載されていません。イノベラの具体的な料金を知りたい場合は、問い合わせフォームから希望するサービスの料金見積もりを依頼することができます。

なお、INNOVERA独自の「IP-Line」というサービスなら料金が公開されています。IP-Lineは一般の電話回線ではなく、インターネットを介して音声通話を実現するサービスです。

従来の加入電話回線と異なり、IP-Lineでは市内や市外といった区別がなく、全国一律料金で通話できます。

＜初期費用＞

番号発行手数料（050番号）	1,100円(税込)/1番号
番号発行手数料（0AB〜J番号）	2,750円(税込)/1番号
番号ポータビリティ手数料	1,650円(税込)/1番号

＜月額基本料金＞

番号利用料	1,100円(税込)/2チャネル・1番号
チャネルアップ利用料	165円(税込)/1チャネル

＜通話料（固定電話宛）＞

固定宛通話料	5.06円(税込)/90秒
固定宛通話料	8.69円(税込)/180秒

＜通話料（携帯電話宛）＞

携帯宛通話料	8.8円(税込)/30秒
携帯宛通話料	16.5円(税込)/60秒

IP-Line（国際プラン）の通話料金については、公式ページをご確認ください。国別に60秒ごとの通話料金が明示されています。

契約方法

続いてにイノベラの契約方法についてご説明します。導入までの流れは、以下の通りです。

イノベラ(INNOVERA)の解約方法

イノベラを解約するには、所定の書式での届け出が必要です。届け出がイノベラの運営元に到着した日の翌月末日で解約となります

詳細については、イノベラの契約約款「SaaS サービス提供約款第 7 章 第 7.1 条」をご参照ください。

イノベラ(INNOVERA)のよくある質問

イノベラ(INNOVERA)の導入を検討する際には、ホームページを読んでも理解しづらい部分や気になる点、不安なことがあるかもしれません。

そこで、実際に導入を検討している方からよく寄せられる質問をご紹介します。

これらの質問と回答を参考にして、イノベラ(INNOVERA)を導入する前に不安や疑問点を解消しておきましょう。

まとめ

ここまでクラウドPBXサービスである「イノベラ（INNOVERA）」について、評判・口コミやメリット・デメリット、具体的な料金などをご紹介してきました。

イノベラは、ユーザー目線での利便性を追求したクラウドPBXです。導入までの期間は最短で5営業日と素早く導入できるのも魅力です。

アカウント管理画面では、内線番号や部署の変更が簡単に行うことができ、電話番号ごとに機能の権限設定や保留音のカスタマイズも可能です。

カスタマーサポートも充実しており、不明点やトラブルにも迅速に対応します。さらに、イノベラには多彩な機能が標準で装備されており、オプション費用は一切かかりません。

通話は自動録音され、無料で6カ月間保存されます。短縮ダイヤルや着信拒否、留守電なども無料で利用できます。

時間帯指定機能も備わっており、営業時間外には自動音声アナウンスや転送設定が可能です。

イノベラは、設定の容易さや充実したサポートを重視する企業や、多様な機能を活用したい企業におすすめします。