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不動産業を営む事業者にとって、顧客からの電話対応は業績に直結するといっても過言ではありません。
しかし、不動産業は現場に出ることの多い仕事ですので、特に引っ越しシーズンだと電話対応ができない、電話を取り逃してしまうことが多々あるでしょう。
そんな不動産業におすすめなのが「電話代行サービス」です。電話代行サービスとは、事務所や店舗宛の電話を外部のコールセンターへと転送し、専門のオペレーターが代わりに電話対応するサービスです。
この電話代行サービスを活用することで、現場にいても接客中でも顧客からの問い合わせにオペレーターが電話対応してくれるので、ビジネスチャンスを取りこぼす心配が無くなります。
そこで今回は、不動産業を営む事業者向けの電話代行サービスを6つご紹介します。不動産の業務に精通したサービスもありますので、是非参考にしてみてください。
\ 外出先でもスマホから固定電話が発信・着信できる!/
電話代行サービスでは、事務所や店舗の固定電話に電話転送サービスを導入して、電話代行サービス業者のコールセンターに着信を転送することで、代わりに専門オペレーターが電話対応してくれます。
このサービスを導入することで、不動産業を営む事業者にとって、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
以下順に電話代行サービスのメリット・デメリットについて、ご説明します。
電話代行サービスのメリットは、以下3つあります。
電話代行サービスの最大のメリットとしては、事務所や店舗にかかってきた顧客などからの電話を取りこぼすリスクが少なくなることでしょう。
特に現場に出ていたり、店頭での接客対応が多い不動産業では、電話対応が出来ないシーンが多々あります。
また、電話の取りこぼしを防ぐために事務員を増員するとなると、人件費がかさみますが、電話代行サービスなら入電数に応じた料金設計になっており、人件費よりも安く済む場合がほとんどです。
さらに、顧客からの電話対応による負担も少なくなるので、従業員1人ひとりの業務効率化にもつながるでしょう。
電話代行サービスのデメリットは、以下3つあります。
電話代行サービスの最大のデメリット・弱点としては、電話代行範囲外の問い合わせが来た際に委託元の不動産業者自身が対応しなくてはならない点です。
電話代行サービスといっても、すべての電話に対応できるわけではありません。担当営業指定の場合や、委託元の判断を仰ぐ必要がある問い合わせに関しては、オペレーターから不動産業者に対して対応依頼の報告があります。
特に現場に出ていることが多い不動産業者では、不在時にオペレーターから対応依頼の報告を受けても、携帯電話で折り返さない限り即時で対応できません。
基本的には事務所や店舗に戻ってきてから固定電話で折り返すでしょうから、こういった部分に余計な手間を感じてしまうことがあるでしょう。
電話代行サービスのデメリット・弱点として、現場などに出ている際に電話代行サービスのオペレーターから対応依頼があっても、現地では対応ができないという点がありますが、この問題を解決する方法があります。
その方法はスマホ内線化サービス「テレワープ」を導入することです。
テレワープとは、固定電話をスマホアプリで発信・着信できるサービスですが、これを事務所や店舗に導入しておくことで、オペレーターから対応依頼を受けた際に、どこからでもスマホで事務所や店舗の番号による発信ができます。
顧客からの電話受けは電話代行サービスに任せて、固定電話から発信したい場合はテレワープを使うといった運用をすれば、電話代行のデメリットを軽減できます。
テレワープについて、詳しくはこちらをご覧ください。
「不動産向けの電話代行(秘書代行)サービス」としてアピールしている、電話代行サービスの代表的なものとしては、以下の6つあります。
各不動産向け電話代行サービスにはどのような特徴があるのか、以下順にご説明していきます。
株式会社うるるが運営するfondeskは、シンプルな設計で分かりやすく導入しやすい電話代行サービスです。
不動産業を1人で営まれている方から、数百名規模のディベロッパーなど、幅広い層の不動産業者に採用されています。
また、fondeskが行う電話代行のサービス料金は、以下の通りです。
月額基本料金+従量料金
(50コール目迄:追加0円・51コール目以降:200円/件)
全て税別表記
コール数パターン | 月額基本料金 | 従量料金 | 合計 |
---|---|---|---|
月間50コール | 10,000円 | 0円 | 10,000円 |
月間100コール | 10,000円 | 10,000円 | 20,000円 |
月間150コール | 10,000円 | 20,000円 | 30,000円 |
電話代行サービス株式会社は、30年以上の電話代行実績があり、導入企業数も8000社以上と豊富なノウハウがあります。
電話代行サービス株式会社では、不動産業に特化した電話代行サービスも提供しており、サービス内容や特徴は、以下の通りです。
また、電話代行サービス株式会社が行う電話代行のサービス料金は、以下の通りです。
月額費用(平日のみ)
全て税別表記
代行時間帯 | 月間15コール迄 | 月間30コール迄 | 月間50コール迄 | 月間100コール迄 |
---|---|---|---|---|
9:00~18:00 | 12,000円 | 13,000円 | 15,000円 | 25,000円 |
9:00~19:00 | - | 17,500円 | 19,000円 | 25,000円 |
9:00~20:00 | - | 20,000円 | 23,000円 | 30,000円 |
9:00~21:00 | - | 22,500円 | 27,000円 | 35,000円 |
月額費用(平日・土日祝)
全て税別表記
代行時間帯 | 月間15コール迄 | 月間30コール迄 | 月間50コール迄 | 月間100コール迄 |
---|---|---|---|---|
9:00~18:00 | - | 17,500円 | 20,000円 | 31,000円 |
9:00~19:00 | - | 21,500円 | 23,500円 | 31,000円 |
9:00~20:00 | - | 24,000円 | 27,000円 | 35,000円 |
9:00~21:00 | - | 27,000円 | 30,500円 | 39,000円 |
株式会社大阪エル・シー・センターが提供するCUBEの電話代行サービスは、『応対品質の高さ』を特徴とするサービスです。
不動産業においてもCUBEの電話代行サービスは、特に1人社長で不動産業を営まれている方などによく活用されています。
また、電話代行サービス株式会社が行う電話代行のサービス料金は、以下の通りです。
全て税別表記
プラン | 月額費用 | コール数 | 応対時間 | 連絡先人数 |
---|---|---|---|---|
シンプルプラン | 10,000円 | 50コール | 9:00~18:00 | 1名 |
スタンダードプラン | 25,000円 | 100コール | 9:00~18:00 | 10名 |
セントラル・アイは、創業から55年の実績を持つ老舗の電話代行サービス事業者です。
医療機関や建設、官公庁といった大手業界で活用されるケースが多いですが、そういった業界でも安心して採用できる品質を提供していることの裏返しになります。
セントラル・アイは、不動産業でも多くの採用実績がありますので、安心して電話対応を任せられます。
また、セントラル・アイが行う電話代行のサービス料金は、以下の通りです。
全て税別表記
参考プラン | 月額費用 | コール数 | 応対時間 |
---|---|---|---|
平日 | 8,500円 | 100コール | 9:00~18:00 |
平日+土曜日 | 14,500円 | 100コール | 9:00~18:00 |
平日+土日祝 | 18,500円 | 100コール | 9:00~18:00 |
リロクリエイトは、不動産総合企業であるリログループのグループ企業として、30年以上培ったノウハウを活かし、不動産業向けのコールセンター代行サービスを提供しています。
アフターコールナビパートナー合同会社が提供するテルシンク24では、不動産販売、賃貸管理会社対応の電話代行パッケージを提供しています。
また、テルシンク24が行う電話代行のサービス料金は、以下の通りです。
全て税別表記
パッケージ | 月額費用 | コール数 | 応対時間 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
格安パッケージ | 3,000円 | 無制限 | 24時間365日 | 他社と共通窓口・ 対応範囲も汎用のみ |
コール50 | 32,500円 | 50コール | 9:00~19:00 (365日) | アシストタント サポート付 |
コール100 | 43,000円 | 100コール | 9:00~19:00 (365日) | アシストタント サポート付 |
不動産向けの電話代行サービスを6つご紹介しましたが、サービス概要以外にも気になる点はいくつかあることでしょう。
そこで、不動産向けの電話代行サービスに関してよくある質問を以下にまとめましたので、是非こちらも参考にしてみてください。
電話代行の導入にあたり、事務所や店舗の固定電話で「電話転送サービス」を契約する必要があります。
「電話転送サービス」とは、転送元の電話番号にかかってきた電話を別の電話番号へと転送し、その電話番号で応答できるサービスです。
NTT東西では「ボイスワープ」、KDDIでは「着信転送サービス」といった名称で電話転送サービスが提供されています。
電話代行サービスは、電話転送によって事務所や店舗の固定電話から委託先のコールセンターへ着信を転送して代行している為、電話転送サービスの契約が必須になります。
不動産業界特有の用語や知識を兼ね備えており、細かな用件の聞き取りや問い合わせ対応、一次受付などが可能です。
しかし、問い合わせ内容によっては委託元が対応すべき案件もあるため、そういった場合はチャットや電話などでオペレーターから取り次がれる場合もあります。
応対時に営業電話や迷惑電話だと明らかに判断できるコールは、多くの場合オペレーター側でお断りを入れてコール数にもカウントされません。
不動産向けの電話代行サービスを5つご紹介しましたが、その中から自身にあったサービスを選ぶことは難しく、そもそも何を基準に比較すればいいのか分からない方も多いことでしょう。
電話代行サービスを選ぶ時のポイントを以下記事にまとめていますので、是非こちらも参考にしてみてください。
ここまで不動産向けの電話代行サービスについてご紹介してきましたが、不動産以外にも士業や個人事業主などといった業種・業態におすすめの電話代行サービスもあります。
不動産以外で電話代行サービスをお探しの場合は、是非こちらも合わせてご覧ください。
ここまで不動産業における電話代行サービスの必要性と、実際におすすめする不動産向け電話代行サービスについてご紹介してきました。
不動産業は繁忙期になると店舗や事務所に入れない機会が多々あるでしょうし、顧客や入居者からの問い合わせ対応も大変なこともあるでしょう。
電話代行サービスを導入することで、顧客からの問い合わせ対応漏れを防げるだけでなく、営業にも集中できるようになる為、全体的な収益増を見込めます。
是非この機会に不動産向けの電話代行サービスを導入してみてはいかがでしょうか。
ここまで不動産業向けの電話代行サービスについてご紹介していきましたが、電話代行サービスの弱点として「不動産業者自身が電話をかけたい場合に対応しきれない」といった点があります。
例えば、不動産業者が懇意にしている顧客から電話代行中に入電があった場合、基本的には電話代行業者から不動産業者へ取り次がれて対応を引き継ぐことになりますが、外出している場合などは取り次ぐことができず、戻ってからの対応になるでしょう。
そういったケースで活躍するのが「テレワープ」というスマホ内線化サービスです。
テレワープを事務所や店舗の固定電話に導入することで、スマホから固定電話の番号による発信・着信が可能になり、外出先からでも電話代行業者から電話を取り次ぎ、電話対応することが可能になります。
電話代行サービスをより便利に活用するなら、テレワープも一緒に導入してみてはいかがでしょうか。
テレワープについて、詳しくはこちらをご覧ください。