固定電話は今後なくなる?固定電話の必要性

最近、「固定電話が終了する」という記事が散見されますが、固定電話が使えなくなると思い不安になっている方も多いのではないでしょうか?

この記事では本当に固定電話が使えなくなるのか、固定電話業界の実態を交えて詳しく解説します。

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目次

固定電話は今後終了?どうなる?

NTT東日本・西日本が提供する固定電話サービスは、2024年以降、従来のアナログ回線(PSTN)からIP網(インターネット技術を利用した通信)に切り替わります。

この移行により、アナログ電話技術の提供は終了しますが、サービス自体は引き続き提供され、電話番号や基本的な使い方に大きな変化はありません。

ただし、IP網対応の設備に切り替えることで、一部の機能や利用環境が変わる場合があります。

変化する点としては、以下の2点に注意が必要です。

  • 停電時の対応:従来の固定電話は停電時にも利用可能でしたが、IP網ではバックアップ電源が必要になる場合があります。
  • FAXや古い電話機の互換性:一部の機器が使用できなくなる可能性があるため、事前確認が必要です。

固定電話網(PSTN)からIP網に移行した理由

IP網に移行した理由について詳しくみていきましょう。その前に、固定電話網(PSTN)・IP網とはどういうものかを説明します。

固定電話網(PSTN)とは

固定電話網(PSTN:Public Switched Telephone Network)とは、従来型の固定電話サービスを支える通信インフラです。

アナログやデジタル技術を用いて音声通話を提供し、長年にわたり世界中で広く利用されてきました。

IP網とは

IP網とは、インターネットプロトコル(IP)を使ってデータをやりとりするネットワークを指します。

簡単に言うと、コンピュータやスマホ、家電など、いろいろな機器がつながって情報を送ったり受け取ったりするためのルールです。

IP網はインターネットも含む広いネットワークの一部で、各機器が持っている「IPアドレス」を使ってデータのやりとりをします。

移行した理由

固定電話網(PSTN)は1970年代から使用されており、電話交換機や回線設備が老朽化しており、これらの設備の保守が困難となり、部品調達が難しくなったことでコストが増加しました。

また、VoIPが主流となる中で、2015年には交換機の製造が終了しました。

今後、交換機の老朽化に伴い、維持管理のコストがさらに増加すると予想され、NTTは固定電話サービスをIP網に完全移行することを決定しました。

PSTNからIP網への移行で対応することはある?

現在の固定電話で使用されている公衆交換電話網(PSTN)はIP網に移行しますが、現在お使いの電話機はそのまま利用できます。

利用者が新しい技術に対応した電話機に交換したり、特別な工事を行ったりする必要はありません。

移行に伴う手続きや工事は不要で、料金体系は従来の距離に基づくものから、全国一律の料金へと変更されます。

IP網移行は既に始まっています

IP網移行は2024年1月から順次設備の切り替えが行われ、2025年にはPSTN網が完全に廃止される予定です。

工事の完了状況はこちらで確認できます。

これを機に固定電話を解約すると後悔します

IP網への移行を機に固定電話を解約するかどうかは、個々のニーズに大きく依存しますが、緊急時や特定のサービスに依存している場合は解約を急がない方が良いでしょう。

法人や事業所では、固定電話番号が重要な役割を果たしており、顧客対応や社会的信用、FAX対応など、携帯電話番号では補えない利点があります。

また、ビジネスで個人の携帯番号を使うのは、プライベートと仕事の区別がつかず、社員にとっても望ましくないことがあります。

そのため、解約前に使用状況を確認し、IP網移行後のサービスの利便性やコストを比較することが大切です。

固定電話番号の必要性

総務省の統計を見ると固定電話番号を使う電話サービス(固定電話+ひかり電話の合計)の加入者は2010年が5750万、2020年が5280万と10%くらいしか減っていません。

固定電話が使われ続けている理由とは何でしょうか?

個人の電話利用は高齢世帯を除き、圧倒的に携帯電話に移行しています。

一方で、法人、個人の事業主といった事務所や店舗においては、固定電話番号は必須アイテムです。固定電話番号サービスには

  • お客様が電話しやすい。
  • 掛かってきた電話に複数人で対応できる。
  • 社会的信用力が増す。
  • FAXに対応できる。

といった、携帯電話番号では補えない利点が存在するからです。

また、事業において携帯電話番号を使うのはデメリットもあります。ビジネスで個人の携帯番号を使うのは公私の区別が付かず、社員にとってみると余り望ましいことではありません。

このように、ビジネスの観点ではやはり固定電話は必須アイテムになっており、総務省統計で示されるように、固定電話番号サービスの加入者が大きく減っていないことがその証左です。

まとめ

今回は、固定電話の今後についてご説明しました。携帯電話が普及し、需要が低下しつつある固定電話ですが、IP網に全面的に切り替わるなど、今でもアップデートを続けています。

特に、ビジネスにおける固定電話の必要性は高く、今後も必要なシーンで活用され続けていくでしょう。

今後の固定電話はスマホで使う

固定電話は通話できる場所が限られるというデメリットがあり、使いづらいという印象を持っている方も多いでしょう。

そのような固定電話の弱点にお悩みの場合は、それを克服できる「テレワープ」というサービスをおすすめします。

テレワープはNTT東西などのひかり電話とスマホアプリが連携して、いつでもどこでもスマホでひかり電話(固定電話)が発信・着信できるサービスです。

導入も非常に簡単で、小さな機器の設置とスマホアプリのインストールだけで済みます。また、これまで使っていた電話機はそのままで、スマホを子機のように使うことができるので、外出の多い方にはお勧めです。

固定電話番号をスマホで使いたいと思ったことがある方はこちらをご覧ください。

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