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通常、電話番号は1人1番号が一般的ですが、会社や自営業などの場合で電話番号を複数持ちたいことも多々あります。
複数の電話番号を持ちたい理由としては、以下のようなものが挙げられると思います。
上記以外にもそれぞれの状況に応じて違う理由があることでしょう。
そこで今回は、電話番号を複数持つ方法と複数持ったときに生じるメリット・デメリットを詳しくご紹介します。是非この記事を参考に、複数の電話番号を持つか検討してみてください。
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電話番号を複数持つ方法は、その電話番号が「固定電話」なのか「携帯電話」なのかによって異なりますが、基本的に無料で電話番号を複数持つことはできません。何かしらのサービスやオプションを契約することになります。
そのうえで、ここからは「固定電話」の場合と「携帯電話」の場合に分けて、複数持つ方法をご紹介します。
まず固定電話の場合、今使っている固定電話サービスが「ひかり電話(光電話)」かどうかを確認する必要があります。
光回線でインターネットを使っている場合は、ひかり電話(光電話)を使っていると思われますが、詳しくは固定電話の契約元に問い合わせて確認しましょう。
NTT東日本/西日本、または光コラボレーション事業者(ドコモ光、ソフトバンク光など)が提供する「ひかり電話」サービスですと、1つの契約で最大5つまで電話番号を追加することが可能です。
ひかり電話の電話番号を追加すると、追加した1番号あたりに料金が掛かってきます。1番号あたりの月額料金が110円(税込)のため、例えば2番号追加した場合は、ひかり電話550円(税込)+追加2番号220円(税込)=770円(税込)が毎月の電話にかかる基本料金になります。
auひかりが提供する「auひかり電話」の場合は、1契約で複数の電話番号を持つことができません。ただし、オプションとして「050番号サービス」を申し込むことができるため、03などの市外局番ではないものの、2つの電話番号を持つことができます。
また、auひかりの場合、光回線1契約につき、ひかり電話サービスを2契約まで契約することが可能なため、別契約で電話番号をもう1つ持つことができます。
auひかり電話の月額料金が550円(税込)で、「050番号サービス」は月額165円(税込)、2契約目のauひかり電話が月額495円(税込)となっています。例えば「050番号サービス」を申し込んだ場合は、毎月の電話基本料金が715円(税込)となり、auひかり電話の2契約目を申し込んだ場合は1,045円(税込)となります。
ひかり電話で複数の電話番号を持つ場合は、NTT東西、または光コラボレーション事業者の「ひかり電話」サービスのほうがお得といえるでしょう。
ひかり電話(光電話)以外で複数の電話番号を持ちたい場合は、お使いの固定電話サービスがデジタル回線の「INSネット64」かアナログ回線の「加入電話」かによって異なります。
「INSネット64」とは、NTT東日本/西日本が提供するISDN規格のデジタル電話サービスです。
INSネット64の場合、「iナンバー」を申し込むことで追加でもう1つの電話番号を持つことが可能です。iナンバーは月額330円(税込)のため、INSネットの月額料金とあわせると、月額3,300~4,200円程で2つの電話番号を利用することができます。
アナログ回線の「加入電話」の場合は、「ダイヤルイン」という付加サービスを利用することで1つのアナログ電話回線で複数の電話番号を使い分けることが可能です。ダイヤルインを使うためには、専用機器とダイヤルイン用の電話機をそれぞれ用意する必要があります。
ダイヤルインの月額料金が1追加番号あたり880円(税込)のため、1番号だけ追加した場合は加入電話の月額料金とあわせて、月額2,500円~4,000円程で2つの電話番号を利用することができます。
各固定電話サービスごとに複数番号を持つ方法をご紹介しましたが、NTT東日本/西日本または光コラボレーション事業者の「ひかり電話」サービスが最も安く複数の電話番号を使うことができるため、他の固定電話サービスを使っていて複数の電話番号を持ちたい方は、「ひかり電話」サービスへと乗り換えることを検討してみてはいかがでしょうか。
携帯電話においても複数の電話番号を持つ方法はいくつか挙げられます。
携帯電話で電話番号を複数持つ方法として、最も一般的なのはSIMカードを2つ契約して携帯電話(スマホ)にSIMカードを2枚挿入する「デュアルSIM」という方法です。これであれば、1台のスマホで「090番号」「080番号」などの代表的な携帯電話番号を2つ持つことができます。
しかし、これはSIMカードを2枚挿入できるスマホでないとできない方法のため、デュアルSIM非対応のスマホであれば、対応スマホに買い替える必要があります。
当然ながら携帯電話を複数契約することでも、複数の電話番号を持つことができます。しかし、1台でもそれなりの値段のする携帯電話を複数持つのは、コストがかかりすぎるとお考えの方も多いことでしょう。
2010年代にウィルコムというPHS事業者が台頭し、メインの携帯電話の他にウェルコムを持ついわゆる”2台持ち”が当時一世風靡していましたが、現代においては、2台目以降は格安SIMを契約し安いスマホをSIMとセットで買うことで、低コストで複数の電話番号を導入することが可能です。
スマホに専用アプリをインストールし、スマホ本来の電話番号の他に「050番号」が使えるようになるサービスもあります。このようなサービスはいろいろあり、市外局番から始まる固定電話の番号をスマホで使えるようにするものもあります。
ここまで電話番号を複数持つ方法を解説してきましたが、実際に複数の電話番号を持つことによってどのようなメリットが期待されるのでしょうか。
ここからは、電話番号を複数持つことによるメリットをご紹介していきます。
電話番号を複数持つ最たる理由として、「電話を用途に応じて使い分けるため」が挙げられるでしょう。
家庭用の固定電話で電話番号を複数持った場合、家族で別々の電話番号を持つことができます。この番号はお父さん、この番号はお母さん、この番号は緊急連絡用といったように分けておけば、事前に誰宛の電話なのか識別することが可能です。
個人事業主など、自宅兼オフィスで仕事している場合には、仕事用の電話とプライベートの電話を分けることができます。あるいは、通話のための電話番号とFAX番号を使い分けるのにも使えます。
ライフワークバランスの重要性が高まる中、複数の電話番号を使い分けることで、仕事の電話には終業時間以降は出ないなど、オンとオフを明確に分けることも可能になります。
複数の電話番号を持つことで迷惑電話の防止につながるケースがあります。
現在は新規受付は終了し2024年1月にサービス終了してしまいますが、NTT東日本/西日本の「二重番号」というサービスが、迷惑電話が不特定多数の発信者からかかってくるようになってしまった場合に有効です。
これは主電話番号の他に、もう1つの副電話番号を付与してもらうことで、主電話番号にかかってきた電話にはNTTの装置が「不在」などの音声メッセージを返し、副電話番号にかかってきた電話だけ受けることができるというサービスです。
例えば、夜間は主電話番号を「不在」にして、友達や家族、親戚などプライベートな人々には副番号を知らせておくといった使い方ができます。
この二重番号に代わるものとして、ひかり電話でも「マイナンバー」「マルチナンバー」などのオプションサービスが用意されています。
電話番号を複数持つことで期待できるメリットがある一方、デメリットも存在します。ここからは電話番号を複数持つことで生じるデメリットをご紹介します。
ここまで説明してきた通り、電話番号を複数持つには付加サービスを契約することとなり、サービス利用料の他に工事料金や電話機代がかかることもあります。追加した電話番号を滅多に使用しない場合は、このような追加コストが負担になることが考えられます。
複数の電話番号を持つことで発生するコストと利用用途を天秤にかけたうえで、導入するか否かを検討するべきでしょう。
実際に複数の電話番号を適切に使い分けるためには、手間が増える可能性があります。
携帯電話の2台持ちなどのように、追加した電話番号が従来の電話番号と別契約・別端末で運用するのであれば、比較的簡単に使い分けることが可能ですが、同じ端末で運用する場合はどの電話番号宛にかかってきたのかを識別するのが難しい場合があります。
また、プライベートと仕事で電話番号を切り分けたとしても、それを扱う自身の仕事モードとプライベートモードを適切に切り分けなければ、使いこなすのは難しいでしょう。
前半部分で、比較的導入しやすい複数の電話番号を持つ方法をご紹介しましたが、その他にもいくつか方法があります。
固定電話で「フリーダイヤル」「ナビダイヤル」などのサービスを契約すれば、「0120」「0800」「0570」などから始まる番号が付与されます。元々の固定電話番号を継続して使うことができるため、こうしたサービスを活用することで電話番号を複数持つことが可能になります。
「フリーダイヤル」「ナビダイヤル」について詳しく知りたい方はあわせてこちらもお読みください。
固定電話をプライベート用に残しておいて新しく別の携帯電話を契約し、これを仕事に使えば外出先などでも仕事の電話ができて何かと便利です。
当然、携帯電話分のコストはかかりますし、携帯電話の番号は固定電話の番号に比べて会社の信用という点では落ちるという意見もあります。
また、社員が複数いる場合、それぞれの携帯電話だけで運用すると、代表番号というものがなく、問い合わせ対応をしたい場合などに困ります。やはり同じ会社のメンバーの名刺には、会社の代表番号が印刷されているほうが見栄えが良いです。
これは電話番号を複数持つというより、複数持ったうえでより利便性を高める方法になります。
前半でご紹介した通り、NTT東日本/西日本または光コラボレーション事業者が提供している「ひかり電話」サービスであれば最大5つまで電話番号を増やすことができ、さらに「複数チャネル」も契約すると、2つの通話まで同時に行うことができるようになります。
しかし、固定電話で電話番号を複数持ってもFAX番号に割り当てるケースが大半で、3つ以上は活用方法がないとお悩みの方もいらっしゃることでしょう。
その場合、ひかり電話のスマホ発着信サービス「テレワープ」を導入してみてはいかがでしょうか。
テレワープは、普段使っている固定電話番号がスマホでも発着信できるようになるサービスで、イメージとしては「スマホが外でも使える固定電話の子機になる」といったイメージが近しいと思います。
このテレワープを導入することで、ひかり電話の元の電話番号は勿論の事、追加した電話番号をスマホ専用にしたり、担当者のスマホ直通番号のように扱うことができたりします。もっと言えば、スマホがインターネットにつながりさえすれば、携帯電話番号も要らないことになります。
また、電話番号を追加した場合、どの電話番号宛にかかってきているのかを識別するのが難しいという課題がありますが、テレワープならスマホの着信画面上で「どの電話番号からどの電話番号宛にかかってきているのか」が一目瞭然のため、複数の電話番号の使い分けも簡単です。
ここまで、電話番号を複数持つ方法と、持った際のメリット・デメリットをご紹介してきました。
無料で電話番号を複数持つことができないという前提のもと、電話番号を複数持った際の利用用途とコストを天秤にかけて、果たして複数持つ必要性があるのかを検討する必要があります。
是非この記事が検討するうえでの参考になれば幸いです。
また、最後にご紹介したひかり電話のスマホ発着信サービス「テレワープ」が気になる方はこちらから詳しくご覧ください。
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