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すっかり携帯電話が浸透し「電話をかけるときはスマホから気軽に」というのが当たり前になりました。
しかし、家や会社、店舗では固定電話もまだまだ現役で使用されています。
「固定電話は持ち運べなくて面倒だから、スマホを固定電話の子機を使えたらいいのに…」と考えたことのある方はいませんか?
実はスマホを固定電話の子機として扱えるサービスがあります。今回は、スマホを子機のようにして使うメリットと、その方法をご紹介します。
「スマホを子機にする」とは、いったいどのようなことを指すのでしょうか。
スマホの子機化とは、普段お手持ちのスマホから、家や事務所に置いてある固定電話機に登録してある市外局番(0AB-J番号)を使えるようになる、という技術のことを指します。
自宅や事務所、お店に設置されている固定電話機には通常「親機」と「子機」があります。大元の大きな電話機が「親機」、受話器サイズの電話機が「子機」と呼ばれます。
固定電話ユーザの大半が「基本的には親機で応答し、離れたところでは子機で応答する」といった使い方をしているでしょう。
子機は屋内であれば場所に捉われずに通話可能のため、子機のほうが使いやすく、実際子機で基本的に通話している方も多いと思います。
しかし、子機の場合、使える範囲が親機の電波が届く距離の5~10m内に限られており、基本親機の近くで使う必要があります。
その点「スマホの子機化」なら、親機の電波範囲に限られることなくスマホで固定電話の応答ができ、基本的にスマホは常時携帯するものなので、子機よりもポータビリティが優れています。
また、「スマホの子機化」の中には宅内に限らず、外でもスマホで固定電話が使えるものもあるため、通常の子機よりも飛躍的に固定電話の使用範囲が広がります。
「スマホの子機化」は厳密には「子機化」というよりは「内線電話機化」に近いですが、「無線端末で固定電話が使える」という観点から見ると「子機化」と言えます。
\固定電話がスマホで発信・着信できる!!/
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\テレワープの実態が気になる方はこちら/
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スマホを子機として使うには、現状以下2つの方法があります。
それぞれがどのような方法か以下順に詳しく紹介します。
「テレワープ」とは、今使っている固定電話番号や電話機をそのままに、スマホアプリで固定電話が発信・着信できるようになるサービスです。
スマホがインターネットにさえ繋がっていれば宅内だけでなく外出先でもスマホを固定電話の子機として使うことができます。
通常の子機は親機から数メートルの範囲内でしか使うことができませんが、テレワープなら利用場所の制限は一切なくなります。
基本的にスマホにはモバイル通信回線が付帯されているでしょうから、スマホがインターネットに接続できない状況というのは早々ないでしょう。
テレワープの使用方法も非常に簡単で、手のひらサイズの専用装置を固定電話装置につなぎ、スマホにテレワープアプリをインストールして直感的な初期設定を行うのみです。
固定電話を外でも使いたい場合は「テレワープ」を導入すべきと言えます。
テレワープの利用料金は月額1,980円(税込)から始めることができ、非常にリーズナブルな価格となっています。
月額料金は子機とするスマホの台数によって異なり、以下のような価格感になっています。
さらに月額料金は2ヵ月間無料でお試し利用も可能です。発信時の通話料金は固定電話機から発信した場合の料金がそのまま適用されます。
月額料金以外の料金は「事務手数料」と「主装置費用」が発生し、それぞれの料金は以下の通りです。
テレワープを導入するためには、利用中の固定電話が以下2種類に該当する必要があります。
NURO光やauひかり、J:COMといったNTT以外の回線事業者が提供する固定電話サービス、また、NTT東西の「ひかり電話 オフィスタイプ/オフィスA(エース)」に該当する固定電話サービスを使用中の場合は、テレワープが使えないので、注意が必要です。
より詳しくテレワープについて知りたい方はこちらをご覧ください。
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\テレワープの実態が気になる方はこちら/
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「スマホdeひかり電話」とは、NTT東日本/西日本が提供する「スマホアプリでひかり電話が応答できるようになる」サービスです。
「スマホdeひかり電話」も「テレワープ」と同様に、スマホを固定電話の子機として使うことができますが、「スマホdeひかり電話」の場合はひかり電話を使っている環境内に限られます。
厳密には、「ホームゲートウェイ」から発せられる無線LAN(Wi-Fi)範囲内である必要があります。
スマホをそのWi-Fiにつなぎ、「AGEphone」または「LivyTalk」という専用アプリをインストール・設定することで、スマホをひかり電話の子機として使うことができるようになります。
「スマホdeひかり電話」はサービスとしてかかる利用料金はなくアプリも基本無料のため、低コストで導入可能です。
ただし、ひかり電話ルーター「ホームゲートウェイ」に無線LAN機能がない場合は別途「無線LANカード」という月額レンタル制のオプションに加入する必要があり、アプリの機能を増やしたい場合も別途課金することになります。
なお、無線LANカードのレンタル料金はNTT東日本だと「月額330円(税込)」、NTT西日本だと「月額110円(税込)」になっています。
詳しい内容はご利用中のひかり電話提供元に問い合わせましょう。
「スマホdeひかり電話」はテレワープと同様に、NTT東西が提供する「ひかり電話」サービスまたは光コラボレーション事業者の「ひかり電話」に準ずる光IP電話サービスのみとなります。
NTT以外の固定電話サービス、または「ひかり電話」以外の電話サービスでは使えませんので、注意が必要です。
「ひかり電話」を使っていて、手軽にスマホを子機として利用したい場合は「スマホdeひかり電話」を活用しましょう。
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スマホを子機として利用すると、どのようなメリットがあるのでしょうか。具体的には以下4つのメリットがあります。
それぞれがどのようなメリットなのか、以下順に詳しく説明します。
ここまで説明してきた通り、「スマホの子機化」によって固定電話機の設置場所でなくとも固定電話がスマホで利用できるようになります。
特にスマホの子機化方法の1つである「テレワープ」なら、宅内だけでなく外でもスマホを子機として使えるため、固定電話の”固定”が意味するものが変わってくるでしょう。
固定電話の特徴でもありデメリットでもあった「固定電話の設置場所にいなければ使えない」ということがスマホの子機化で払拭できるため、固定電話の利便性が格段に向上します。
スマホを子機として利用することによって、固定電話宛にかかってきた着信の取りこぼしを防ぐことができます。
外出などで不在にした場合、通常であれば固定電話宛にかかってきた電話には出ることができず、戻ってきてから着信履歴を確認して折り返すことになるでしょう。
その点、スマホの子機化方法である「テレワープ」なら、外出先で固定電話宛にかかってきた電話をそのままスマホで応答ができるため、着信の取りこぼしは大幅に減少するでしょう。
もしスマホで応答できない状況であっても、都合がよくなり次第、その場でスマホから固定電話として折り返すことができるので、取りこぼしたとしても待たせることなくリカバリーが可能です。
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\テレワープの実態が気になる方はこちら/
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スマホの子機化は「固定電話をスマホでも使える」ようになることですが、それによって柔軟な働き方に対応できるようになります。
昨今の働き方改革によって場所を問わない働き方が普及しており、それに伴いビジネスにおいてスマホで連絡を取るケースは多くなりました。
携帯電話の番号による電話だけでなく、チャットなどのテキストメッセージも頻繁に活用されています。
しかし、企業間の連絡手段としては、いまだに会社の代表番号、つまり固定電話の番号による電話が一般的でしょう。
会社の代表番号での電話は、その番号が敷設されている会社の電話機でしか行えないので、柔軟な働き方の妨げになってしまいます。
「会社の代表番号による電話」と「柔軟な働き方」を組み合わせるには、スマホの子機化によってどこでも会社の代表番号をスマホで使えるようにするしかないでしょう。
スマホには電話番号に「氏名」や「会社名」などの情報を紐づけることができる「連絡帳」が備わっていますが、スマホから子機として固定電話を着信する際にも発信する際にもこの連絡帳を活用することが可能です。
市販されている固定電話機にも連絡先情報を登録できる機種はありますが、スマホほど便利とは言えません。
また、連絡帳だけでなく通話履歴に関しても、スマホのほうが見やすいため、電話を管理するうえでスマホの子子機化による固定電話の機能拡張は大きなメリットと言えるでしょう。
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ここまでスマホを子機として利用することについて、その方法やメリットを紹介しました。
スマホを固定電話の子機として使うには現状「テレワープ」か「スマホdeひかり電話」の2択であり、より便利に使うなら「テレワープ」、手軽にスマホを子機化したいなら「スマホdeひかり電話」という選択になるでしょう。
今回ご紹介したスマホの子機化サービス「テレワープ」について、より詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
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