
最近スマホやカーナビなどでよく目にする「ハンズフリー」ですが、直訳すると両手が自由に使えることを意味します。
スマホやカーナビなどの場合では、手で直接操作しなくとも声などで通話や音楽再生に関するアクションを起こせることを指します。
固定電話においても「ハンズフリー」が導入されていますが、一体、固定電話における「ハンズフリー」とはどのようなことを指すのでしょうか。
そこで今回は、固定電話における「ハンズフリー」についてと、そのやり方をご紹介します。
もし固定電話をスマホと同じ感覚でハンズフリー通話がしたいという方には「テレワープ」をおすすめします。
テレワープなら固定電話をスマホでも発信・着信できるようになり、スマホでハンズフリー通話も可能です。
固定電話におけるハンズフリーとは

固定電話におけるハンズフリーとは、「受話器を持たずに通話ができる」ことを指します。
オフィスにあるビジネスフォンや古い電話機の受話器は、耳に当てる部分と声を入力する部分が離れていて、片手でしっかり持たなければなりません。
残った片手でメモを取るくらいなら問題ありませんが、資料を探したりパソコンに入力したい場合は、片手では足りなくなるため、多くの方は受話器を耳と肩に挟んで通話しながら両手を使っています。
ある意味、この方法も「ハンズフリー」と言えますが、この記事ではよりスマートにハンズフリーな通話が可能になる方法をご紹介していきます。
固定電話をハンズフリーで通話する方法 3選

固定電話(ビジネスフォン)をハンズフリーで通話する方法として、以下4つが挙げられます。
- スピーカー
- 有線ヘッドセット
- Bluetooth対応ヘッドセット
- スマホ内線化
以下順にそれぞれがどのような方法なのかをご紹介します。
スピーカー
会社などにある固定電話機やビジネスフォンの多くの機種には、ハンズフリーな機能としてスピーカーが実装されています。詳細はそれぞれの機種の取扱説明書などに記載されています。
基本的には「マイク」機能をONにして、「スピーカー」ボタンを押すだけです。これでスマホのスピーカー通話と同じように、受話器を使うことなく両手を空けて通話することができます。
スピーカー状態のまま電話の発信・着信も可能です。もちろん通話の途中で受話器からスピーカーに切り替えることも可能です。
なお、スピーカーのため周りに通話内容が聞こえますし、周りの迷惑にもなってしまう場合もあります。スピーカーによるハンズフリー通話はシチュエーションを選ぶことに注意しましょう。
また、スピーカー状態にするとハンズフリー通話だけでなく、電話会議にも活用することができます。
電話会議とは、通常の1対1の通話とは異なり、複数の人が電話回線を通して音声通話のみのリモート会議のことで、スピーカー状態なら1つの電話機で複数名が通話を聞いたり発言することができます。
ただし、マイクをONにしたまま、こちらのメンバー同士が話し合ったりしてしまうと、相手にも相談内容が聞こえてしまうので消音にするなどの注意が必要です。
有線ヘッドセット
前述したとおり、スピーカーによるハンズフリー通話は通常の通話においては不便な場合があります。
特に、電話応対する人が並んだコールセンターや営業マンが数多くいるフロアなどでは、お隣の通話と混じり合ってしまって大混乱してしまいます。
そのようなケースにおいては、ヘッドセットによるハンズフリー通話がおすすめです。ヘッドセットなら周りに通話の内容が聞こえる心配はありません。
ヘッドセットには、両耳を覆うヘッドホン部分と、口元までアームで伸ばしたマイク部分から成る本格的なものから、スマホで音楽を聴く時に使うような両耳イヤホン型の簡素なものまでいろいろあります。
いずれの場合も、固定電話機やビジネスフォンにあるイヤホンジャックのポートに、ヘッドセットのアダプターを差し込むことでヘッドセットでのハンズフリーな通話が可能になります。
特にビジネスフォンにはヘッドセット専用のボタンがあり、そのボタンによる操作で通話の開始と終了が行えます。また、ビジネスフォン用のヘッドセットは、いろいろなメーカーからたくさんの種類が発売されています。
両耳タイプ、片耳タイプ、ノイズキャンセル機能付きなど、用途に合わせて選択しましょう。
Bluetooth対応ヘッドセット
有線ヘッドセットを使えば両手がフリーになり周りに通話が聞こえることがなくなりますが、有線のため席を離れることはできません。
電話対応の業務に必要なものが全て自席から手の届く範囲にあれば良いのですが、離れた場所のキャビネットなどに資料を探しに行ったりする場合、通話中の相手に断った上で電話機の保留ボタンを押して、ヘッドセットを外し、席を立たなければなりません。
こうしたことが頻繁にある場合には、Bluetooth(無線)対応のヘッドセットが便利です。
固定電話機やビジネスフォンの中にはBluetoothに対応している機種があります。その場合、Bluetooth対応のヘッドセットを用意してペアリングすれば、ハンズフリーな通話はもちろんのこと、通話途中で席を立つことになっても無線のためそのまま離席することができます。
ただし、Bluetoothは近距離通信に適した方式なので、部屋を出たり、あまり遠くに離れてしまうと通話が切れてしまうので注意しましょう。
スマホ内線化
ここまでスピーカーやヘッドセットといった固定電話機・ビジネスフォンの機能を使ったハンズフリーな通話をご紹介しましたが、固定電話機・ビジネスフォンの機種によっては、どちらも使えない場合があります。
そのような場合にハンズフリーな通話を行う方法として、スマホ内線化があります。
スマホ内線化とは、スマホを固定電話の内線電話機(子機)として使えるようにすることを指しますが、スマホのハンズフリーな通話をそのまま固定電話でも活用することができるので、非常に便利です。
多くのスマホには、ここまで説明したスピーカーやヘッドセット、Bluetoothの機能は搭載されていますし、スマホ自体が持ち運べるので、Bluetoothによる移動制限もありません。
また、ハンズフリーな通話だけでなく、場所を問わずにスマホで固定電話にかかってきた電話に応答したり、固定電話番号で発信することが可能なので、固定電話の利便性が格段に向上するでしょう。
スマホ内線化を導入するには専門のサービスを申し込む必要がありますが、中でも「テレワープ」がおすすめです。
テレワープなら、今使っている固定電話番号もそのまま利用できますし、月額料金が2ヵ月間無料なので気軽にお試し利用もできます。
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まとめ
これまではスピーカー、ヘッドセット、Bluetooth、スマホ内線化による固定電話のハンズフリー通話についてご紹介しました。
ご利用用途や固定電話機の機種によって、可能なハンズフリー通話の方法が異なりますので、以下まとめをもとにご自身にはどの方法が最適かをご確認いただければと思います。
- スピーカー
-
- 手軽にハンズフリー通話が可能
- 複数人が同時に通話に参加可能
- 周りに通話が聞こえる可能性あり
⇒電話会議や周りを気にせず通話できる場合に向いている
- 有線ヘッドセット
-
- ヘッドセットを介したハンズフリー通話が可能
- 周りに通話が聞こえない
- 通話中の移動は基本的に不可
⇒コールセンターなどの電話応対に向いている
- Bluetooth対応
ヘッドセット -
- ヘッドセットを介したハンズフリー通話が可能
- 周りに通話が聞こえない
- 短距離であれば通話中の移動が可能
- Bluetooth対応の電話機が必要
⇒コールセンターなどの電話応対に向いている
- スマホ内線化
-
- スマホのハンズフリー機能を活用した通話が可能(スピーカーやヘッドセット、Bluetooth対応機器など)
- スマホで場所を問わずに固定電話が通話可能
- スマホ以外のモバイル端末(ガラケーなど)で使用不可
⇒社外で会社の固定電話を使った電話応対やハンズフリー通話が必要な場合
- スピーカー
-
- 手軽にハンズフリー通話が可能
- 複数人が同時に通話に参加可能
- 周りに通話が聞こえる可能性あり
電話会議や周りを気にせず通話できる場合に向いている
- 有線ヘッドセット
-
- ヘッドセットを介したハンズフリー通話が可能
- 周りに通話が聞こえない
- 通話中の移動は基本的に不可
コールセンターなどの電話応対に向いている
- Bluetooth対応ヘッドセット
-
- ヘッドセットを介したハンズフリー通話が可能
- 周りに通話が聞こえない
- 短距離であれば通話中の移動が可能
- Bluetooth対応の電話機が必要
コールセンターなどの電話応対に向いている
- スマホ内線化
-
- スマホのハンズフリー機能を活用した通話が可能(スピーカーやヘッドセット、Bluetooth対応機器など)
- スマホで場所を問わずに固定電話が通話可能
- スマホ以外のモバイル端末(ガラケーなど)で使用不可
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