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本記事では「電話1回線における電話番号の数」について、以下のような疑問やお悩みにお答えしていきます。
電話番号を複数持って使い分けができれば…
仕事用と個人用で電話番号を分けたい…
1つの電話回線で複数の番号を持つことは可能です!
今回は具体的な方法についてご紹介します!
特にビジネスであれば、このように事業や部署、サービス毎に電話番号を分けたいニーズは多いでしょう。
最もシンプルな方法としては、持ちたい電話番号の数だけ電話回線を契約して敷設することですが、それだと費用も手間もかかってあまり現実的とは言えません。
そこで今回は、1つの電話回線で複数の電話番号を持つことが可能なのか、どのような選択肢があるのかについてご紹介します。
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冒頭で説明した通り、電話番号を複数持つ最もシンプルな方法としては、電話回線を電話番号の数だけ導入することですが、費用や手間を考えると現実的な方法とは言えません。
そこで1つの電話回線に複数の電話番号を持つことができれば、何本も電話回線を敷設する必要はありませんし、コンパクトに解決できます。
結論から言うと、1つの電話回線に複数の電話番号を持つことは可能です。
しかし、携帯電話か固定電話か、その他にも電話回線の種類やサービスによって取得可否や電話番号の数が異なってきます。
携帯電話(スマートフォン)の場合は、電話1回線で複数の電話番号を持つことはできません。
スマートフォンでモバイル回線を使うには「SIM」と呼ばれるカードを挿入しますが、SIMカード1枚に割り当てられる電話番号は1つまでとなっています。
なお、契約回線は複数になるものの、1台のスマートフォンで複数の電話番号を持つことは可能です。
固定電話の場合、電話1回線で複数の電話番号を持つことが可能です。
固定電話では、自宅や事務所などに専用の電話回線または光回線を敷設することになりますが、1本の回線の中に2~7,000番号まで追加の電話番号を登録することが可能です。
追加可能な電話番号数は、固定電話サービスやプランによって異なります。
なお、電話番号を追加するためには、1番号ごとに追加料金がかかりますので、注意が必要です。
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電話1回線で複数番号を持つことができるのは前述した通り「固定電話」のみになります。
では、固定電話1回線で複数番号を持つ方法としては、どのような方法があるのでしょうか?具体的には以下3つの方法があります。
それぞれがどのような方法なのか、以下順にご紹介します。
NTTの「マイナンバー(追加番号)」とは、契約中のひかり電話に複数の電話番号を追加することができる付加サービスです。元の契約電話番号のほかに、FAX用などの別用途の電話番号を持つことが可能です。
NTT東日本であれば「追加番号サービス マイナンバー」、NTT西日本であれば「追加番号」という名称で提供しています。
NTT東西ともに、1番号あたり月額110円(税込)で追加できます。
なお、追加できる番号数は契約中のひかり電話プランに応じて異なります。一般的な「ひかり電話 基本プラン/エースプラン」の場合は最大4つの番号を追加可能です。
ビジネス向けの「ひかり電話 オフィスタイプ/オフィスA(エース)」を利用している場合は、より多くの番号を追加可能ですので、詳しくはサービスサイトをご覧ください。
付加サービス|ひかり電話オフィスタイプ|法人のお客さま|NTT東日本
https://business.ntt-east.co.jp/service/hikari_of/option.html
現在使っている固定電話がNTT東西の「ひかり電話」または光コラボレーション事業者の光電話サービスなら、この追加番号を使って電話番号を複数持つことをおすすめします。
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NTTの「ダイヤルイン」とは、「マイナンバー(追加番号)」と同じように1つの電話回線に複数の電話番号を追加するサービスです。
対象の電話回線としては、「NTT加入電話」と「ISDN回線」になります。
前述の「マイナンバー(追加番号)」は、ビジネス以外にも家庭用途でも気軽に番号を追加できるサービスですが、「ダイヤルイン」の場合はPBXが必要となるため、基本的にオフィスの電話用途に限られます。
ダイヤルインによって、オフィスの電話回線に複数の電話番号を追加することが可能ですが、追加したサブの電話番号と内線電話機を対応させるようPBXを設定する必要があります。
具体的には、以下のような流れでダイヤルインによってサブ電話番号による通話が成り立ちます。
ダイヤルインの料金としては、1番号あたり月額880円(税込)になり、追加するたびに別途工事費用が派生します。
現在、NTT加入電話やISDN回線をビジネスで使っていて、電話番号を追加したい場合は「ダイヤルイン」がおすすめです。
au(KDDI)が提供する「auひかり電話」でも、最大1番号を追加し計2番号を持つことが可能です。
料金としては、通常の利用料金550円/月に加え、追加で495円/月を支払うことで2番号目を取得することができます。
ただし、追加した電話番号を使うためには専用のスイッチングハブを用意する必要があり、NTTの「マイナンバー(追加番号)」のように手軽に導入可能なわけではないため、注意しましょう。
また、追加する電話番号が市外局番でなくとも問題ない場合は「KDDI-IP電話」という選択肢もあります。
KDDI-IP電話は、050から始まる番号が付帯されるIP電話サービスです。市外局番の追加のように、スイッチングハブを用意する必要がないため、手軽にもう1番号を取得することが可能です。
月額料金も165円(税込)とリーズナブルな価格で、市外局番と比べてコストを抑えて導入可能です。
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携帯電話の場合、1回線で複数の電話番号を持つことはできないと説明しましたが、スマホ1台で複数の電話番号を持つことは可能です。
具体的な方法としては、以下3つあります。
各方法がどのような内容なのか、以下順にご紹介します。
マルチSIMとは、スマホにSIMを2つ割り当てることを指します。このマルチSIMによって、1台のスマホで2つの電話番号を持つことが可能です。
携帯キャリアはSIMをIDにして加入者を識別しており、SIMごとに電話番号が紐づけられています。そのため、マルチSIM対応のスマホであれば、2つのSIMにそれぞれ割り当てられた電話番号が1台で使えるというわけです。
スマホによって、マルチSIM対応・非対応があり、さらに「物理的なSIMカードを2枚挿入するタイプ」と「物理的なSIMカード1枚と仮想的なSIM(eSIM)1枚それぞれを識別するタイプ」があります。
eSIM型のマルチSIM対応スマートフォンならば、eSIMの部分はオンラインでプロファイルをインストールするだけなので手軽に導入できます。
クラウドPBXとは、クラウド上にある固定電話回線をスマホやPC、IP電話機で使えるようにするサービスです。
クラウドPBX事業者が管理する固定電話回線をインターネットを通じて使うことができますので、利用者は固定電話の回線を自宅や事務所に敷設する必要がなく、手軽に電話番号を取得できるのが特徴です。
クラウドPBXアプリをスマホにインストールすることで、スマホ本来の電話番号の他にもう1番号、市外局番または050から始まる番号を使うことができます。
なお、クラウドPBXで市外局番を使う場合は、契約者の所在地と市外局番のエリアが同じである必要がありますので、北海道在住で東京の「03番号」を使うといったことはできませんので注意が必要です。
スマホ内線化サービスとは、スマホを固定電話の内線電話機(子機)として使うことができるサービスです。
クラウドPBXの場合は、新たに市外局番などを発行してスマホでも使えるようになりますが、スマホ内線化の場合は利用中の固定電話をそのまま活用してスマホでも発信・着信できるようになるという違いがあります。
スマホで複数の電話番号を持つというニュアンスとは少し異なりますが、スマホ内線化サービスでも、スマホ本来の電話番号の他に固定電話の番号(市外局番)を使えるようになります。
既にある固定電話の番号を、スマホに追加したい場合はスマホ内線化サービスがおすすめです。
代表的なスマホ内線化サービスとしては、株式会社フォレスタが提供する「テレワープ」というサービスがおすすめのため、気になる方はこちらをチェックしてみてください。
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ここまで電話1回線で複数の電話番号を持つことが可能なのかについて、その方法と一緒にご紹介してきました。
現在使っている固定電話に電話番号を複数追加したい場合は、利用中の固定電話サービスによって異なるものの、2番号以上手軽に追加可能です。
特に、NTT東西が提供する「ひかり電話」なら、追加した電話番号1個あたり月額110円(税込)と圧倒的にリーズナブルな価格なのでおすすめです。
また、携帯電話の場合は1回線に複数の電話番号を追加することはできないものの、1台のスマートフォンでいくつか電話番号を持つこと自体は可能です。
当然ながらスマホ本来の電話番号とは異なる回線を契約することになるので、固定電話の場合のように手軽で安く追加することはできませんが、1台のスマホの中で仕事用とプライベート用のように2つの電話番号を共存させることはできます。
中でも「スマホ内線化サービス」なら今使っている固定電話の番号をスマホでも使えるようにできますし、「ひかり電話」を利用中ならスマホ用の固定電話番号を月額110円(税込)で追加することも可能です。
スマホ内線化サービス「テレワープ」について、より詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
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