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会社に迷惑電話がかかってくることがあります。社員の誰かが出て、なかなか切ることができず、業務に支障が出ます。でも、たかが電話。時間が過ぎればいずれ切れるし、商品が盗まれたり、電話料金が爆上がりしたりする訳ではありません。放置すればいい。そう思いたいのが自然かもしれません。
けれども、迷惑電話の対応をした社員のストレスは相当なものです。本来の業務には必要のない電話の対応で心をすり減らしてしまってはもったいないし、悪くすると社員の心に傷跡が残ってしまうことも考えられます。
そもそも、社員の勤務時間や、電話回線という会社にとっての商売のリソースをこちらの意図とは関係なく長時間奪われているのですから堪りません。
迷惑電話は単発ではなく繰り返されることが多いので、決して放置して済む問題ではありません。業務妨害なのですから、断固とした対応が必要です。
迷惑電話にもいろいろと種類があります。
代表的なものとして、強引なセールスが挙げられます。アポなしで訪問営業するとなると、交通費がかかりますが、電話ならダイヤルするだけ。断られる可能性が極めて高くても、数撃てば当たる式で、次から次へと電話すれば、いつかは買ってくれる会社に遭遇するかも知れないと、ある程度はダメ元の気持ちで電話してくるようなケースです。
テレアポ代行業事業者は、電話の説明だけではなかなか商談成立まで持っていけない商材を売り込む場合の営業訪問の約束を取り付けるプロです。悪意あってのコールではありませんが、アポイントメントを取り付けるのが仕事ですから、熱心です。
この他の迷惑電話には、不当なクレームがあります。正当なクレームと不当なクレームの線引きは難しいですが、誠意をもった対応に応じてくれなかったり、法外な賠償金額を要求したり、SNSでの拡散などをチラつかせたりと、脅迫まがい、あるいは脅迫そのものを言ってくる電話もあるでしょう。
企業は当然、クレームを真摯に受け止めて誠心誠意、丁寧に対応するのが本筋ですが、不当なクレームには別の対応が必要です。
上記のクレーマーも嫌がらせの一種ではありますが、特定の社員や会社自体への恨み・反感を募らせた結果、無言電話等の悪戯電話や、犯罪予告まがいの音声を流すタイプの迷惑電話もあります。
迷惑電話にもいろいろあるので、断り方にも正解がいくつか存在する訳ではありません。脅迫やストーカー的な迷惑電話には、電話応対とは別のレベルでの対応が不可欠です。
ここでは、しつこいセールスなど、応対を始めてしまうとなかなか切りにくくなってしまうタイプの迷惑電話の断り文句を紹介しましょう。
言い方はどうであっても、要するにはっきりと不要であることを伝えて、なるべく短い時間で切ることが重要です。粘れば可能性が広がると思わせないことが鍵です。頭に「申し訳ない」等の礼儀としての詫びを述べた後、取り付く島がないと思わせるレベルで拒否をするのが良いでしょう。
度重なった場合などには、率直に迷惑であることを伝えることが有効な場合もあります。
いずれにしても、毅然とした態度で、そのセールスに応じるつもりがないことを、はっきりと、通話の早い段階で伝えることが重要です。
それでも同じ迷惑電話が同じ番号から繰り返されるならば、その番号からの着信を拒否してしまうのが一番手っ取り早いでしょう。
また、発言の度が過ぎる粘着質なクレーマーや、悪質な迷惑電話がかかってきた場合、警察への相談を躊躇する必要はありません。程度によって、業務妨害罪や脅迫罪に該当すると判断されることもありますし、万が一別の形での迷惑行為を被った場合、警察への相談実績が解決に有利に働くこともあります。
警察相談専用電話「#9110」番をご利用ください。
しつこいセールスであれ、悪質なクレームであれ、電話を受ける社員の精神的な負担は非常に大きなものです。決して軽く考えないようにしましょう。
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