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固定電話やビジネスフォン、クラウドPBXを検索している中で、「ナイセンクラウド」というサービスを目にした方も多いのではないでしょうか。
ナイセンクラウドは、固定電話やPBXがクラウドサービスとして利用できる、いわゆるクラウドPBXに該当するサービスです。
本記事では、ナイセンクラウドのサービス内容と評判・口コミ、詳しい料金・契約方法をご紹介します。ナイセンクラウドの導入を検討している方は是非参考にしてみてください。
ナイセンクラウドは、アイティオール株式会社が提供するクラウドPBXサービスです。
ナイセンクラウドでは、「フルクラウドで固定電話の番号を発行し、IP端末で利用するケース」と、「既存のNTT回線に専用のゲートウェイをつなげて、既存回線をクラウド経由でIP端末で利用するケース」の2通りあります。
フルクラウドの場合は、事務所やオフィスに電話回線を引く必要がなく、インターネット回線さえあれば、IP電話機やPC、スマホで固定電話の発信・着信、その他電話機能が使えます。
既存NTT回線の場合は、事務所やオフィスの電話回線に専用のVoIPゲートウェイを接続することで、クラウド上のIP-PBXと連動し、既存のNTT回線がIP電話機やPC、スマホで使えるようになります。
ナイセンクラウドで使える機能は、以下の通りです。
機能名 | 詳細 |
---|---|
固定電話番号の発信・着信 | 03などの市外局番、050番号、0120/0800番号などの固定電話番号をIP電話機やパソコン、スマホで発信・着信可能。 |
内線通話 | IP電話機やパソコン、スマホ間で通話料無料の内線通話が利用可能。 |
内線転送(保留転送) | 応答した通話を別の内線端末へ転送し取り次ぐことが可能。 |
複数一斉同時着信 | 複数の電話端末(IP電話機、パソコン、スマホ)を同時に着信させることが可能。 |
着信ルール設定 | 電話番号毎の鳴り分け設定や曜日時間帯毎の自動応答設定など、着信に関して細かなルール設定が可能。 |
WEB電話帳 | クラウド上に相手の連絡先を登録し、グループ等で共有可能。 |
通話履歴管理 | クラウド上で各端末の通話履歴を管理可能。 |
通話録音 | ナイセンクラウドを介した全ての通話を録音可能。 |
IVR(自動音声応答システム) | 自動音声で発信者の問い合わせ内容に合わせた窓口への誘導などが可能。 |
コールキューイング | 話中などで応答不可の場合に待ち呼状態にすることが可能。 |
ビジネスフォンやPBXなどの高度な電話システムに搭載されている機能は、おおよそ利用することができます。一部機能は有償オプションになっていますので、詳しくはナイセンクラウドに問い合わせましょう。
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ナイセンクラウドがどのようなサービスなのかについて、ご説明しました。
ここからはナイセンクラウドを使っているユーザーによる良い評判・口コミと悪い評判・口コミをご紹介します。
まずはナイセンクラウドの良い評判・口コミをご紹介します。具体的には以下の評判・口コミが挙げられます。
最近企業様より入電が多くなってきたため、昨日から、ナイセンクラウドを導入しました!
— 間野優希 (@manoyuki0308) December 13, 2023
かなり高機能で、通常の050アプリよりも複数人で使うことを踏まえるとコスパは高いですね。
今後ライターへの導入も予定してます。
やっと!電話問題が解決された。
— 白尾隼 (@kaigyousaikouuu) January 27, 2025
電話料金も下がったし、ナイセンクラウドにして良かった。
通信系の会社からとにかく営業電話がたくさんかかってきます。今は、ナイセンクラウドを使っているので、特定の番号からの着信は音声案内にできます。
— 平野友朗(ビジネスメールの専門家、経営者、著者) (@hiranotomoaki) July 5, 2024
しかしすべて070発信なので、すり抜けるため毎回電話に出なくてはならない。これはちょっと面倒です。
ナイセンクラウドでは、クラウドPBX以外にもキャラクター事業も注力しており、そちらにも良い評判も多く寄せられています。
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ナイセンクラウドに関して寄せられている悪い評判・口コミをご紹介します。
会社で利用していますが乗り換えを検討しています。
同じ番号を設定しているスマホ5台保有していますが、
受信していても1台しか鳴らない
通話中に電話が切れる
音声が割れる
という品質です。クラウドPBXサービスは他社でも利用したことがありますが最低品質でした。
B to Bだとクーリングオフ出来ませんからね。まさか発信して鳴ってるのに受信側がならない事があるサービスとは…B to Bの電話にとって致命的でしょう。
契約日初日に解約しました。
それでと悪いのは無料テストを利用しなかったこちらが悪いとのこと…
しっかり来月分の料金まで請求されました笑
そう言うことやってる会社だと思わなかっただけにショックでした
後で営業責任者を名乗る女性から連絡あったけど結局最後まで自分の名前名乗らなかったです。
なんかヘラヘラしてたし…
まあいい社会勉強になりました
ナイセンクラウドの悪い評判・口コミとしては、主に通話品質面で寄せられているようです。クラウドPBXというサービスの仕様上、品質低下のリスクがある点には注意が必要でしょう。
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ナイセンクラウドがクラウドで固定電話を使えるサービスだとご紹介しました。ではナイセンクラウドを導入すると、どのようなメリットがあるのでしょうか。
ナイセンクラウドのメリットとしては、具体的に以下5つあります。
ナイセンクラウドのメリットについて、以下順に詳しくご説明します。
ナイセンクラウド最大のメリットが、会社の電話番号を事務所やオフィスの外でも使うことができる点です。
ナイセンクラウドをフルクラウドで利用する場合も既設のNTT回線をクラウド連携する場合も、インターネット経由でスマホとも固定電話回線が連動するため、場所を問わずにスマホから会社の番号で発信・着信ができます。
また、外線だけでなく内線通話もスマホで利用可能なため、外出先で会社内のスタッフと内線通話でコミュニケーションを取ったり、反対に会社から外出先のスタッフへ内線転送といったことも可能です。
ナイセンクラウドの2つ目のメリットとしては、高度な電話機能を面倒な設定いらずで手軽に利用できる点です。
通常のビジネスフォンやPBXの場合、外線/内線の管理やグループ着信、通話録音などの電話機能を使用するためには、専門的な設定や工事を要するため、誰もが簡単に利用できるものではありません。
その点、ナイセンクラウドなら上記のような高度な電話機能をクラウドサービスとして利用できるため、面倒な設定や工事は一切要りません。
WEB上の管理サイトから各設定のON/OFFなどを簡単に操作でき、直感的な設定で手軽に利用できます。
ナイセンクラウドの3つ目のメリットとしては、導入にかかる初期負担がビジネスフォンやPBXに比べて少ない点です。
ビジネスフォンやPBXを会社に導入する場合、100万~数百万円単位の導入費用がかかり、それなりの初期投資が必要になります。中小企業や小規模事務所などにとっては、かなりの負担になるでしょう。
一方でナイセンクラウドの場合は、主装置・電話機の購入代金や工事費用などを抑えることができるので、ビジネスフォンやPBXと同等の機能を低コストで導入できます。
ナイセンクラウドの4つ目のメリットとしては、既存の固定電話回線をそのまま利用するか、新たに固定電話の番号を発番するかを選べる点です。
既にある会社の固定電話にPBX機能を手軽に導入したい、スマホと連携させたいなどをお考えの場合は専用のゲートウェイを導入することで、固定電話回線を切り替えることなく実現できます。
反対に、電話回線を敷設することなく固定電話の番号が欲しい場合などは、クラウド上の電話回線を契約して工事や回線敷設の必要なく新規発番するといった申し込みを選ぶことが可能です。
ナイセンクラウドの5つ目のメリットとしては、手軽にテレワークや在宅勤務といった働き方に対応できる点です。
テレワークや在宅勤務を行うとなると、課題になるのが「会社の電話対応をどうするか」という点です。
シンプルに電話番を常駐させるという解決法もありますが、業務効率が悪いですし、テレワークや在宅勤務の本質から少しブレてしまいます。
ナイセンクラウドなら、会社の電話回線に専用のゲートウェイを設置することで、パソコンやスマホを会社の内線端末として利用できるため、自宅やテレワーク先でも問題なく電話対応が可能になります。
また、テレワークや在宅勤務中のスタッフが行った電話対応の履歴も、クラウド上の管理画面に登録されているので、履歴管理も同時に行うことが可能です。
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ナイセンクラウドのメリットをご紹介しましたが、反対にデメリットも存在します。具体的には以下3つがナイセンクラウドのデメリットになります。
ナイセンクラウドのデメリットについて、以下順に詳しくご説明します。
ナイセンクラウドは、インターネットやクラウド上の設備を経由した通話になるため、通話品質が低下する可能性があります。
パソコンやスマホのインターネット接続状況が悪い環境にいると、通話が途切れたり、着信が来なかったりといった品質低下を招く恐れがあります。特にスマホの場合は屋外利用のケースが多くなるため、電波状況に注意する必要があります。
また、会社内でIP電話機やパソコンによる通話を行う場合でも、オフィスのインターネット回線が混雑していると通話品質に影響が出る可能性があります。
ナイセンクラウドを利用する場合は、インターネット回線を高品質プランにしたり、常にインターネットの接続状況に気を配る必要があるでしょう。
ナイセンクラウドは、クラウドサービスのため月額の利用料金がかかり、ランニングコストが発生します。
ビジネスフォンやPBXの場合は初期投資こそ高額になるものの、導入以降は通話料金や電話代を除き基本的にコストがかかりません。
ナイセンクラウドの場合は初期費用が安く済みますが、毎月料金が発生します。また、利用する機能が多くなればなるほどランニングコストが高額になっていきますので、注意が必要です。
ナイセンクラウドをはじめとするIP電話サービスの多くでは、110や119といった緊急通報ができないといった発信制限があります。
110や119などの緊急通報は、発信元に近いセンターにつながる仕組みのため、ナイセンクラウドによって外出先から緊急通報をすると、現在地とは違う管轄のセンターにつながってしまい、対応できない恐れがあります。
また、緊急通報の他にもナイセンクラウドで050番号を取得した場合は、0120や0800のフリーダイヤル、0570のナビダイヤルにも発信することができません。
緊急通報やフリーダイヤルなどに発信制限がある点に注意しましょう。
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続いて、ナイセンクラウドにかかる「料金」と、実際にナイセンクラウドを利用する場合の「契約方法」を以下順にご紹介します。
ナイセンクラウドでは、「初期費用」「月額費用」「通話料金」が基本的な料金となります。詳しい料金は以下を参照ください。
基本料金 | 金額(税別) |
---|---|
初期費用 | 10,000円 |
月額費用 | 2,000円~ |
通話料金 | 固定電話宛 8円/3分 携帯電話宛 16円/1分 |
また、基本料金の他に追加機能料などの「オプション料金」もあります。詳しい金額は以下の通りです。
オプション料金 | 金額(税別) |
---|---|
自動通話録音(100時間) | ・初期費用 2,000円 ・月額費用 2,000円 |
IVR | ・初期費用 5,000円 ・月額 5,000円 |
電話会議 | ・初期費用 5,000円 ・月額費用 5,000円 |
モニタリング | ・初期費用 3,000円 ・月額費用 3,000円 |
ウィスパリング | ・初期費用 5,000円 ・月額費用 5,000円 |
外部API連携 | ・初期費用 10,000円 ・月額費用 10,000円 |
電話番号開設料※ | ・初期費用 500円/番号~ ・月額費用 300円/番号~ |
ナイセンクラウドを契約するには、まずは自身の用途や規模にあわせた見積もりを取得する必要があります。その後、申し込みや書類提出などの契約手続きを進めます。
自動見積もりツール、または個別見積窓口から問い合わせを行います。大規模利用が見込まれる場合は、まずは担当窓口に相談しましょう。
オンラインフォームまたは電話窓口から申し込み手続きを行います。申し込み後、ナイセンクラウドから申込書類が送付されるため、記入し返送します。
申込書類の提出が完了すると、ナイセンクラウドより初期費用の請求書が発行されます。請求書に記載された方法で初期費用を支払います。
初期費用の入金が完了次第、電話番号の開通手続きが数日中に行われます。その後、ナイセンクラウド側での開通手続きが完了すると、利用者に管理画面ログイン用のID・パスワードが通知されます。
通知されたID・パスワードを使って、ナイセンクラウドの管理画面へアクセスします。管理画面から、各電話端末に割り当てる内線番号やID・パスワードを発行します。
発行した内線番号とID・パスワードをIP電話機やパソコン、スマホに設定することで、利用が開始します。
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ナイセンクラウドを解約する場合は、管理画面またはサポートセンターから解約申請を行うことで手続きが可能です。サポートセンターの場合は、0120ー71-1000に電話しましょう。
解約は毎月20日が締め日となり、20日までの申請で翌月末解約となります。
なお、ナイセンクラウドには解約に伴う違約金はありません。最低利用期間は1か月となり、月途中の解約の場合でも、日割りなどはありません。
最後に、ナイセンクラウドの導入を検討している方や、実際の利用ユーザーから寄せられている代表的な質問をまとめてご紹介します。
ここまでの説明の中で気になる点があれば、ぜひ参考にしてみてください。
ナイセンクラウドは「初期費用 10,000円(税抜)」と「月額料金2,000円(税抜)」が基本的な料金となり、追加で「番号開設料金」や「通話料金」、「オプション機能利用料」が発生します。
まずはナイセンクラウドから通知された専用のWEB管理画面へアクセスします。管理画面のURLは、契約時に案内された書類またはメールに記載されています。
この管理画面上で、内線設定を行い、内線端末(IP電話機・パソコン・スマホ)に割り当てる内線番号・ID・パスワードを発行します。
発行した内線情報を各内線端末に入力することで、内線端末での固定電話発信・着信が開始します。
その他の電話機能に関する設定は、WEB管理画面上で行うことが可能です。
ナイセンクラウドでFAXを利用するためには、専用のアナログ変換アダプターが必要となります。
この変換アダプターをナイセンクラウドから提供されるVoIPゲートウェイに接続することで、これまでのFAX機器が利用可能になります。
今回はクラウドPBXサービスである「ナイセンクラウド」について、評判や口コミ、具体的な料金などを詳しく解説してきました。
ナイセンクラウドなら、会社に引いてある固定電話をクラウド上のPBXと連携したり、フルクラウドで新たに固定電話の番号を発行したりと、ユーザーの用途にあわせて柔軟に利用することが可能です。
「テレワークなど場所に捉われない働き方を推進したい」「新たに始める事業用に固定電話の番号を手軽に取得したい」とお考えの場合は、ナイセンクラウドの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
今回ご紹介したナイセンクラウドを導入して、NTTのひかり電話をスマホと連携させようとお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そのようにお考えの方には「テレワープ」の導入もおすすめです。テレワープとは、NTT東西または光コラボレーション事業者が提供する「ひかり電話」専用のスマホ内線化サービスです。
テレワープなら、ひかり電話ルーター(ホームゲートウェイ)に専用のアダプターを取り付けるだけで、簡単にスマホとひかり電話が連動し、屋内外を問わずスマホでひかり電話を発信・着信できます。
テレワープの料金は、初期費用が3,000円~、月額料金が1,800円~と非常にリーズナブルな価格になっており、さらに月額料金は2ヶ月間無料キャンペーン中のため、気軽にお試し利用も可能です。
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