ビジネスフォンのリースの仕組み|契約内容や料金相場は?

ビジネスフォンは購入することもできますが、初期投資が大きくなるため、リース契約によって導入するケースも多くあります。

リース契約とは、リース会社が利用者(ユーザー)に代わって機器を購入し、リース契約に基づいて機器をユーザーに貸し出して、その対価としてリース料金をユーザーからリース会社に支払うというものです。

そのため、ビジネスフォンをリース契約すると購入費用が不要となり、初期投資を抑えて導入することができます。

そこで今回は、ビジネスフォンをリース契約する前に、押さえておくべきメリット・デメリットを解説していきます。

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目次

ビジネスフォンのリース契約とは

リース契約の概要については前述したとおりですが、ビジネスフォンの場合においても、電話機自体はリース会社が代理で購入し、リース会社から電話機を借りる契約を結んでリース料金を毎月支払うこととなります。

詳しいリース契約の流れは以下の通りです。

STEP
ビジネスフォン用機種の選定

ビジネスフォンの導入を検討している場合は、まずメーカーや販売店からの助言に基づいてビジネスフォンで使用する機種の選定を行います。

STEP
リース契約の締結

機種を選定した後、リース会社との間で機器のリース契約を結びます。

ビジネスフォンのリースとあわせて、電話回線の開通や主装置・電話機の配線工事、設定作業などの費用も一緒にリースとして申し込むことで、さらに初期費用を抑えることができます。

STEP
リース会社と販売店の売買契約

ユーザーからリース契約の申し入れを受けたリース会社は、リース対象機器の販売店と売買契約を結びます。

リース会社が機器の売買契約を結ぶということからも分かるように、主装置や電話機などのビジネスフォンに関する機器はリース会社が保有する資産になります。

STEP
回線工事、設定作業の発注

リース会社から販売店、または販売店が指定した工事業者へ、回線開通工事と屋内配線、主装置や電話機の設定作業、保守などビジネスフォンの導入にかかる各種作業を発注します。

全ての工事、作業が終了次第、ビジネスフォンの導入が完了します。

STEP
料金の支払い

ビジネスフォンの利用が始まったら、ユーザーはリース会社へとリース料金の支払いをはじめ、リース会社は機器の販売店や工事業者へ機器代金や工事料など、ビジネスフォンの導入にかかった各種費用を支払います。

STEP
保証サービスの提供

販売店は通常、保守などの保証サービスを提供しますが、ビジネスフォンの導入以後、販売店はユーザーへ保証サービスを提供します。

このようにビジネスフォンをリース契約した場合、ユーザーはビジネスフォンの導入にあたって初期投資を行うことなく、手軽にビジネスフォンを導入できるようになります。

ビジネスフォンのリース料金相場

リース料金は、機種、期間、電話機の台数によって変動します。

ビジネスフォンで導入する電話機3台程度で、主装置が20万円程度の場合は、5年リースで毎月4,000円から6,000円程度の支払いになります。

リース契約の検討をあわせて、ビジネスフォンの用途や会社の規模、利用人数などの状況を整理しておきましょう。

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リース契約のメリット

リース契約の概要と、実際にリース契約を申し込んだ場合の流れを説明してきましたが、ここからはリース契約をした場合に期待できるメリットを4つご紹介します。

メリット① 初期費用のカット

ビジネスフォンの機器を購入するとなると、主装置で20万円以上電話機が1台2万円程度として、20台導入した場合は、機器の購入だけで60万円ほどかかることになります。さらに、機器費用以外にも工事費などもかかりますので、導入時には相当な額の初期費用が発生します。

リース契約であれば、この費用をリース期間に按分します。

例えば、60万円のビジネスフォンを5年間(12か月×5年=60か月)のリースにした場合は月額は1万円になります。ちなみに、ビジネスフォンの法定耐用年数は6年と定められており、リース期間の下限が法定耐用年数の7割という税法上の規定があるため、リース期間としては4年から6年が妥当です。

また、リース契約の場合、ビジネスフォンの機器はリース会社の資産となるため、固定資産税の納付も不要となります。

メリット② 最新機種を選択可能

リースと似た形態にレンタルがありますが、これはレンタル業者がすでに所有していたものを一時的に借りる形の契約です。

例えば、レンタカーはレンタカー業者が保有している車の中から用途などに応じて利用者が選んで借りることになります。通常は時間単位、日単位、週単位など、短い期間の契約になります。

そのため、似たようなリース契約についても、機種などの選択肢は限られるのではないかと誤解されるかも知れません。しかし、リースの場合は、前述のようにユーザーが選択したものをリース会社が買い取ることになるので、ユーザーは好みのメーカーの最新の機器を選ぶことができます。

ただし、リースの契約期間は半年~数年、長い場合は10年以上と中長期の期間となります。そうでなければ、リース会社の倉庫には中古品が山積みになるに違いありません。

メリット③ 事務処理の簡素化

ビジネスフォンの機器を購入した場合、以下のような面倒事が一気に発生します。

  • メーカーから機器を購入
  • 外線に使う電話回線や屋内配線、主装置設置などを各専門業者と契約して支払い処理を行う
  • 固定資産に計上して減価償却費を計算、経理処理を行う
  • 保険契約を締結し保険料を支払う
  • 機器等が老朽化した場合は法令に基づいて処分する など

リース契約にした場合はこれらの面倒事をリース会社が行ってくれるので、ユーザーは月々の料金を支払って経理処理するだけで済みます。

メリット④ メーカー保証などはそのまま受けられる

リース契約の場合、ビジネスフォンの機器はリース会社が新規購入することになりますが、1年間のメーカー保証があれば、ユーザーもそのまま保証を受けることができます。その期間内の故障や不具合はメーカー保証を活用しましょう。

リース会社が独自に天災などによる被害をカバーする保険をかけるケースもあるため、リース契約時に補償内容も確認しておきましょう。

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リース契約のデメリット

リース契約のメリットをご紹介しましたが、一方でデメリットも存在します。リース契約をした場合に生じるデメリットを3つご紹介します。

デメリット① リース料金の総額は購入よりも高額

リース契約における最大のデメリットとしては、ビジネスフォンの機器を購入した場合よりも、毎月支払ったリース料金の総額が高くなることでしょう。

リース会社も当然ながら利益がなければ成り立ちません。ユーザーが毎月支払う料金の中には、契約期間で分割した購入代金の他にリース料率に応じた金額が加算されており、この金額がリース会社の利益となるわけです。

この利益はユーザーが前述のメリットを享受するための対価とも考えられますが、リース期間終了までリース料金の支払いを続けると、最終的には購入する場合よりも高額になってしまいます。

デメリット② 途中解約ができない

リース契約はファイナンス契約となるため、クーリングオフは適用されず基本的に途中解約はできません。どうしても解約するという場合には残金や違約金を一括で支払う契約になっています。

デメリット③ ビジネスフォンの機器は返却

リース契約が終了すると、ビジネスフォンの機器はリース会社が所有しているため、返却しなければなりません。

リース会社の中には再リースを行ってくれるところもあります。使い慣れた機器が、多少古くなってもまだ十分に使えそうという場合、再リース契約を結べば継続して使用することができます。

しかも、再リースの場合には最初に必要だった工事費などはかからないので、リース料も相当安くなります。コストから考えると、十分検討に値する選択肢と言えそうです。

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リースとレンタルの違い

リース契約と似たビジネスフォンのレンタル契約というものもあります。

レンタル契約は前述でも簡単にご説明しましたが、レンタル業者が既に所有している機器の中から選び、一時的にそれを借りるといった形になります。つまり、リース契約とレンタル契約の大きな違いは「機器の選択肢」と「契約期間」になります。

レンタルの場合だと、レンタル業者が取り扱っているラインナップの中から選ぶことになりますが、リース契約の場合は市場にある機器の中から好きなものを選び、それをリース会社に購入してもらうことになるため、選択肢に大きな差があります。

また、契約期間についてはリース契約が数年以上なのに対して、レンタル契約は数カ月と、短期契約が可能です。さらには、レンタル契約の場合は契約期間途中の解約も可能なため、柔軟に契約ができます。その分、レンタル料金の方がリース料金に比べ、高く設定されています。

リースは長期向け、レンタルは短期向け

ビジネスフォンをリース契約にするか、レンタル契約にするかは、「ビジネスフォンの利用期間」に応じて選ぶのが得策でしょう。

数年~数十年というスパンでビジネスフォンを利用し、且つ初期投資を抑えたい場合にはリース契約が最適でしょう。もし、資金や自社のリソースに余裕がある場合は、ビジネスフォンの機器を自身で購入した方が最終的な金額が抑えられます。

数か月の短期利用や、明確な利用期間は定まっていないもののとりあえず導入して確かめてみたい場合に関しては、レンタルでビジネスフォンを導入するのをおすすめします。

また、リースやレンタルでビジネスフォンを導入する際は、候補先の会社・業者がどのような保証サービスなどを取り扱っているのかも含めて比較検討することが重要になってきます。

まとめ

ここまでビジネスフォンにおけるリース契約について、詳しく解説してきましたが、リース契約を検討する場合は以下のようなメリット・デメリットがあることを押さえておきましょう。

  • リース契約のメリット
    • ビジネスフォンの機器を購入した場合に比べ、初期投資を大幅にカットできる
    • ビジネスフォンに必要な機器を最新機種で導入できる
    • 各方面での経理処理が簡素化。毎月のリース料金を支払うだけ。
    • 購入時と同様にメーカー保証などをそのまま受けられる
  • リース契約のデメリット
    • ビジネスフォンを購入した場合に比べ、支払い総額が高くなる
    • 契約期間途中での解約ができない
    • 契約期間満了時に再リースをしない場合は、ビジネスフォンの機器を返却する必要がある

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購入にせよリース契約にせよ、結局はビジネスフォンの導入に高額な費用がかかります。大手企業なら、ある程度予算も確保できますし、利用規模としてもビジネスフォンが最適解といえます。

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