留守電で応答メッセージを流すのはなぜでしょうか?
もし応答メッセージがなかったら、かけた方は何が起こっているか分からないはずです。
受話器が上がったような音がして無音が続いたら、「もしもし」を繰り返したり、相手の名前を呼んだり、「聞こえますか?」と話しかけたりするでしょう。
後からかけ直そうにも、いつにすればいいのか分からないですし、録音機能があるかどうかも分からないので、おそらくメッセージを録音してくれたりしないのではないでしょうか。
すなわち、応答メッセージは電話をかけてくれた人に、どういう行動を取っていただきたいのかを伝えるという大事な役割があるということですよね。
今回は、留守番の応答メッセージで吹き込むべき内容と、「自分で声を入れるのはちょっと……」と抵抗のある方にオススメのメッセージダウンロードサイトを5つ紹介します。
留守番機能が付帯された電話サービスをお探しの方にはスマホ内線化サービス「テレワープ」をおすすめします。
テレワープは今お使いの固定電話番号をそのままに、固定電話がスマホでも発信・着信できるサービスで、留守番電話機能が標準搭載のため固定電話を便利にしつつ留守番電話を使えるようにできます。
応答メッセージの内容
家庭用電話機などで留守番電話機能がついているものの中には、大抵の場合、あらかじめデフォルトの応答メッセージが設定されています。「ただいま電話に出ることができません。ピーっという発信音の後にメッセージを録音してください。ファックスの方はこのまま送信ボタンを押してください」といったメッセージです。
自宅用に使う分には、こう言ったデフォルトのメッセージで十分な方が大半だと思われますが、仕事などによって外出時間が決まっている場合、確実に電話に出られる時間帯をアナウンスした方が親切ではあります。
仕事で使う留守番電話の場合、活用されるのは夜間や休日などの営業時間外か、外出などで電話の近くに人がいないケースでしょう。予め電話機にプレインストールされていた応答メッセージでは不十分です。
次の営業時間内にかけ直して欲しいとか、コールバックするので自身の電話番号も録音して欲しいとか、発信者の行動を促す適切な文章で自動応答する必要があります。
応答メッセージを自分で用意する
カスタマイズした応答メッセージが必要な人は自作する場合が多いようです。原稿を考えて、留守番電話機の操作マニュアルを見ながら録音します。
大企業の中には、プロのアナウンサーや声優に委託して、専門の音響スタジオなどを使って応答メッセージを制作するところもあるようです。
自分の声を入れるのは嫌だけれど吹き込みたいメッセージ文言が特殊な場合は、サイトに文言を打ち込んで合成音声を手に入れる、というのも手です。合成音なので少しイントネーションに違和感は出ますが、十分相手に言葉は伝わります。不安な場合は、同じ音声を二回繰り返すなどすると安心です。
応答メッセージのダウンロードサイト5選
もう1つの方法がダウンロードです。さまざまな応答メッセージがネットに公開されていて、有料または無料でダウンロードして利用することができます。
そうしたダウンロードサイトには以下5つのようなものがあります。
- シンプルなテンプレート集「音のカタログ」
- 有償で圧倒的な取り扱い量「Audiostock」
- 細かく検索可能な有償素材「PIXTA」
- 特殊詐欺対策にはこちら「千葉県警察署」
- テキスト読み上げソフト「音読さん」
それぞれに特徴がありますので、以下順に詳しくご紹介していきます。
①シンプルなテンプレート集「音のカタログ」

引用:http://succeed.co.jp/snd_catalog
応答メッセージを4つのパートに分けて、それぞれに音声ファイルを複数用意してあり、組み合わせを選ぶとダウンロードできるサイトです。
音声は無料で使用することができますが、ナレーションなどプロの音声サービスを提供している株式会社サクシードの試供品という位置付けのようです。
②有償で圧倒的な取り扱い量「Audiostock」

引用:https://audiostock.jp/voice/1264
留守番電話のボイス・ナレーションを有償でダウンロードできるサイトです。ワンフレーズずつ購入することもできますし、定額サービスで利用することもできます。
同じメッセージを複数の声で用意しているため、組み合わせることができるので自由度が高くなっています。
③細かく検索可能な有償素材「PIXTA」

Audiostockと同様、留守番電話の応答メッセージの音声素材をダウンロード販売しています。
「明るい」とか「機械的」「ロボットのよう」といった描写がついているデータもあります。「9時まで」「3時から」「午前」「午後」のように音声が部品のように準備されています。
④特殊詐欺対策にはこちら「千葉県警察署」

引用:https://www.police.pref.chiba.jp/seisoka/safe-life_fraud-message.html
電話を使った特殊詐欺はなかなかなくなりません。そのため、高齢者宅などでは在宅中であっても留守番電話にしておいて、相手が誰か確認できなければ応答しないことが推奨されています。
在宅なのに留守電が起動したことを説明するための応答メッセージ(ショート・バージョンとロング・バージョン)をこのサイトから無料でダウンロードすることできます。
⑤テキスト読み上げソフト「音読さん」

これまでは、既製の音声ファイルをダウンロードして利用するサイトをご紹介しましたが、イメージしていたメッセージがない場合も多分にあると思います。
その場合は、入力したテキストをAI音声が読み上げてくれる「音読さん」がおすすめです。
AI音声と聞いて「機会っぽい」音声になるんじゃないの思われる方もいらっしゃるかと思いますが、聞いてみると違和感なく再生されて、最新のAI技術はすごいと実感できます。
音声は何パターンか用意されており、再生速度も調整できますので、「音読さん」でオリジナルの応答メッセージを生成してみてはいかがでしょうか。
まとめ
以上、5つのサイトをご紹介しました。それぞれに特徴があると思いますので、ご利用の状況下に合わせてメッセージを選び、設定してみてください。
留守番電話機能が標準搭載のスマホ内線化サービス
固定電話を持ち運べたらいいのに…と思ったことはありませんか?
実は既に、お手持ちのスマートフォンで固定電話番号を着信したり、固定電話番号で発信したりするサービスが数多く存在しています。
中でもおすすめなのが、スマホ内線化サービス「テレワープ」です。
転送サービスやクラウドPBXサービスの場合、留守番電話機能はオプション機能として毎月の料金が追加されることが多いのですが、テレワープはプラン料金内に標準搭載なうえ、元々の値段もお手頃です。
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